学園のご案内
学園生活
部活動
ヨゼフ・ナウ
校長コラム
What's New
国際交流
International Exchange
進路
朝の祈り
受験生の皆様
学園へのアクセス

校長コラム

2017年
06月
05月
04月
03月
02月
01月
2016年
12月
11月
10月
09月
07月
06月
05月
04月
03月
02月
01月
2015年
12月
10月
09月
08月
06月
05月
03月
02月
01月
2014年
10月
09月
07月
06月
05月
04月
03月
02月
01月
2013年
12月
11月
10月
09月
07月
06月
05月
03月
02月
01月
2012年
12月
11月
10月
09月
07月
06月
05月
04月
03月
02月
01月
2011年
12月
11月
10月
09月
07月
06月
05月
03月
2010年
12月
09月
  • 2010年12月04日《校長コラム》  アドベント

     セントヨゼフの生徒の皆さんにとって、特別な4週間が11月28日から始まっています。 それを教会の言葉ではアドベント(待降節)と言い、イエス・キリスト様がこの世に誕生するまでの4週間を意味します。

     クリスマスはイエス様のお誕生日として世界中で祝われます。けれども、ヨゼフの生徒の皆さんには、このHappy Birthdayをプレゼントやケーキだけで終わるのではなく、クリスマスの意味を考えてほしいと思います。

     聖書のヨハネの福音書に「神様は一番大切なイエス様を与えてくださるほど、私たち一人ひとりを大切に思ってくださっている」という意味の言葉があります。これがクリスマスのほんとうのメッセージです。私たちを超えた存在、Something Greatが、なぜ、私たちがこの目で見てわかるように、耳で聞いて理解できるように、人の姿をとって、人の言葉を話す存在となって来てくださったのでしょうか。とてつもなく深いこの問いかけに簡単に答えることはできません。人は生涯その答えを求めて生きていくのかもしれません。

     ひとつ確かなのは、神様がそのひとり子を世に送られるほど、私たち一人ひとりは生きるに値する素晴らしい存在であり、かけがえのない存在として大切にされているということです。これを喜び、感謝し、祝うのがクリスマスです。

     それぞれ感じ方や考え方、好みが違っていても、私たちは一人の人間として互いを尊重し、大切にするよう導かれています。私たち人間をこよなく愛するゆえに、幼子イエス様をこの世におくってくださったクリスマスというできごとに、その原点があるのです。

     1階のトロフィーケースの上には「ナティビティ」と呼ばれるキリスト降誕の岩屋が飾られています。そして4本の白いロウソクがついた待降節の輪「アドベント・リース」も吊され、1本目のロウソクに火が灯りました。クリスマスを待つこの待降節の間、これほど神様に愛されている自分に、もっと誇りと自信をもって生きることができるよう祈りましょう。 

  • 2010年12月03日《校長コラム》   「違い」から学ぶ

     セントヨゼフの英語教育は学園創立と深く関係しています。ヨゼフは51年前、アメリカ人のシスターによってこの地に開校されました。現代社会に必要とされる日本女性の育成を目指すなかで、英語をツールとして、来るべき国際社会に貢献する女性の姿が創立者のビジョンのなかにすでにありました。そして、当時はたいへん珍しかったネイティブスピーカーによる英語教育が行われ、今に至っているのです。

     いま、セントヨゼフでは4人のネイティブの先生に加えて、4人のオーストラリア人の留学生が生徒の皆さんと共に毎日を過ごしています。英語を母国語とする人が、ヨゼフにはなんと8人もいます。ネイティブスピーカーの英語を聞き、彼らと英語で話すチャンスがヨゼフにはあふれているのです。生徒の皆さんは、そのチャンスを生かしていますか。そして、言葉のスキルだけでなく、この方たちとの出会いを通じて、皆さんの心を広く、豊かにしているでしょうか。

     さて、現在、ヨゼフに留学している4人のお友だちはオーストラリア国籍で、日本とは違った文化圏から来ています。4人は同じ国籍であっても、なかには出身地がマレーシアやベトナムの人もあり、それぞれ、文化、習慣、食物、言葉において異なったバックグラウンドを持っています。皆さんがよく耳にする「異文化」とはこのようなことですね。

     「異なる」ということに対して、人はいろいろな反応を示します。自分との違いをマイナス、つまり「自分のほうが正しい」、「いやなこと」と捉えると、拒絶、排斥となり、受け入れることができません。逆にプラス、つまり違いを「豊かさを与えてくれるもの」と捉えると、自分が考えもしなかったこと、まったく気づいていなかったことに出会い、その新しい発見から何かを学ぼうとします。そして相手を理解し、相手からも理解されて共存する愛と智恵に出会うのです。

     一生を1日の時間に換算しますと、12歳から18歳の思春期は朝の4時から6時にあたります。1日はまだこれからなのです。皆さんは可能性のかたまりだと私はいつも言っていますね。 壁をつくって、自分だけが正しい世界に閉じこもるのか、「違い」を自分の豊かさとしていくのか。人生の夜明けにいる皆さんの可能性は、どちらの生き方によって開花するでしょうか。違いに対して拒絶や排斥をしていく生き方ではなく、見方や考え方の違う人々から何かを学ぶ人であってほしいと私は皆さんに願うのです。