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  • 2011年10月31日《校長コラム》10月31日

    明日、11月1日の"All Saint's Day"の前夜祭として、今日10月31日はHalloweenですね。アメリカでは、たくさんのjack-o'-lanternに火が灯され、子供たちがいろいろのコスチュームをつけて、"Trick or treat!"と、ご近所を回ることでしょう…

    さて今朝は、"awakening"についてお話してみたいと思っています。「目覚め」「覚醒」という意味です。しかも、ただ眠りから目覚めるということに留まらないで、今まで気づいていなかったことに気づいていくことについて考えてみましょう。

    皆さんの中で、事務所前に最近掲げられた額に気づいた人は何人いるでしょうか。しかも、そこに記されている文字を、何人の人が読んでいますか。その上、その文面を何人の人がじっくり味わってみたでしょうか。

    これは、セントヨゼフ女子学園の創立50周年記念にいただきました、ハワイの聖ヨゼフ会のシスター方からのプレゼントです。

    まだawakening, 気づいていない人のために、ゆっくり読んでみます。

    Be it known to all who enter here that
    CHRIST
    is the reason for this school.

    He is the unseen but ever present teacher in its classes. He is the model of its faculty and the inspiration of its students.

    Author Unknown

    額の下には日本語訳があります。
    『セントヨゼフ女子学園に来られるすべての方に、キリストがこの学園の存在理由であることをお分かりいただけますように。キリストはその姿こそ見えませんが、いつもクラスにいてくださる師です。キリストは教師にとってはモデルであり、生徒にとってはインスピレーションとなる方です。』~作者不詳~

    セントヨゼフのメンバーである私たち一人ひとりが、どなたが作者か知られていない、この言葉の深い意味を味わっていけますよう、"awakening", 目覚めていければと望んでいます。

  • 2011年10月29日《校長コラム》10月29日

    今日29日と明日30日の2日間、セントヨゼフの2度目の「中学入試説明会」があります。たくさんの小学6年生の生徒と、その保護者の方が来校されます。「本当に、よくいらしてくださいました!」と言う、おもてなしの心と笑顔(Sunny Smiles)でお迎えいたしましょうね。

    一昨日の、岐阜県私立高等学校の教頭先生方の視察訪問では、授業中皆さんはわざわざ後を向いて、お越しいただいた先生方にすばらしいご挨拶をしてくださったようで、授業見学の後の質疑応答で「しっかり挨拶をいただき、とても感心しました。どのように指導されているのですか」と、驚きと喜びの質問をいただきました。私も、皆さんのすばらしさが輝くことができ、とても嬉しく思いました。Keyは、「おもてなし」:相手の方に喜んでいただきたいという「心」ですね。この2日間も、授業やクラブ活動を見ていただく時、皆さんのすばらしさが一段と輝くよう応援しています。

    さて、今週の月曜日にお話しました、私たちの姉妹校、San DiegoのAcademy of Our Lady of Peaceからのお手紙が、次の日、火曜日に届きました。今、2階の通路にある、いつもの学園会の掲示板をお借りして貼ってあります。国際交流の先生の暖かい心づかいで、中学生の皆さんでも理解できますようにと、いくつかの難しい単語は、意味を調べて添えてくださっていますので、ぜひ原文を読んでみましょう!"Hope Garland"「希望の冠」とでも訳しましょうか。OLPのCommissioner of Social Justice:社会正義委員会が呼びかけて、数週間のうちに twenty five hundred dollars, $2,500を集めてくださったのです。

    姉妹校であることを深く意識してくださって、東日本の復興への希望の一助として、"Wave of Hope"と言うタイトルで「希望のうねり」を届けてくださいました。その根になっているところが、同じスポンサー(設立母体)であるカロンデレットの聖ヨゼフ修道会の目標なのです。"To Love and Serve Your Dear Neighbor"「あなたの隣人を愛し奉仕しなさい」と諭されたイエス様の心が生きているのです。「隣人」という時、単に近い人という意味ではありませんね。私たちの助けが必要な方、私たちがサポートできる世界中の方々を指します。私たちは皆、神様にいのちをいただいた一つの地球村のメンバーであり、互いに隣人なのです。OLPの生徒の皆さんは、その眼差しで今、サポートが必要な日本の人々を支えたいと行動してくださったのです。

    写真にもありますが、色鮮やかな千羽鶴を飾ったのは、OLPの生徒が広島の被爆者・佐々木禎子さんのお話を知っているからです。"Sadako and the Thousand Paper Cranes"というノンフィクションの小説は、おそらく日本国内より世界中でとても有名になっています。とても明るく元気だった禎子さんに、突然白血病の症状があらわれます。彼女は千羽鶴を完成できたら必ず元気になれると信じて、「生きたい!」という想いから、一生懸命鶴を折っていきます。しかし、やっと644羽を折り終わったところで、天国に召されてしまったという実話です。その後、禎子さんのご家族とお友達が、原爆のない平和な世界を願い、千羽まで鶴を折り続けて、禎子さんの夢を実現します。そしして、この子供たちが安心して成長できる平和な世界への祈りは、禎子さんの想いを中心に、今も全世界で続けられているのです。

    姉妹校であるOLPの皆さんの優しい心に感謝しながら、手紙を読んでみましょう!そこから生まれてくるあなたの"Do!"行動は何でしょうか。

  • 2011年10月24日《校長コラム》10月24日

    今朝は、カリフォルニアの皆さんの姉妹校Academy of Our Lady of Peace, 略してOLPと呼んでいる生徒の皆さんからのメッセージをお伝えしたいと思っています。

    毎年カロンデレットの聖ヨゼフ修道会がスポンサーシップをとっている学校の校長会議が、ロサンゼルス管区内でもたれています。私が参加するようになってからは、一昨年はConcordのCarondelet High Schoolで、昨年はLakewoodのSt.Joseph High Schoolで、そして今年はSan DiegoのOLPと姉妹校の間で持ち回っています。OLP…"Our Lady of Peace"と言いますのは、「平和をもたらされるマリア様」の称号です。

    ちなみに、San Diegoという地名はスペイン語で、英語ではSt.James、聖ヤコブの意味です。カリフォルニアには昔、宣教師が一日一日と北上していく時に、その地に聖人の名前をつけていったのです。Santa Barbara, Santa Monicaもその一例ですし、皆さんが一番よく知っているのが、北のSan Franciscoですね。アメリカ西部の開拓時代の名残りが、スペイン語として地名に表れています。4校のうちのもう一校は、InglewoodのSt.Mary's Academyです。皆さんのカリフォルニアの姉妹校は4校もあるのですね。

    さて、前置きが長くなりましたが、今回San DiegoのOLPを訪問して、とても心打たれたことがありました。それは遠く離れたこの地にも、東日本大震災で被災された方々への深い思いと祈りがあったのです。OLPのキャンパスは、スペイン風のたたずまいで、とても美しく自然が豊かでした。そのセンターにあるテラスのような広場に、たくさんの千羽鶴が飾られていたのです。その一つ一つには、生徒一人一人の祈りが込められていて、毎週火曜日には有志で祈りの集いを行っているそうです。そしてOLPの校長のSr.Doloresから「生徒たちからの心です。セントヨゼフの生徒と被災地の方々のために使ってください」と、$2500の小切手をいただいてきました。思わぬところで祈っていただいていたことを知るのは、とても嬉しい驚きですね。思いを込めて、気づかっていてくださる方の存在は、本当に力強い支えです。

    私はすぐにこの$2500を被災地にお送りすることもできると思うのですが、ただ義援金としてお送りするのではなく、皆さんも現地に行って、その方々と共に復興への道のりを少しでもお手伝いすることができればと、望んでいます。

    現状を見て、そこから何かを学び、次の行動につなげていくことは大切なことです。今から生徒の皆さんが主体性をとって、この$2500を使って一番意味のある支援は何なのか、OLPの生徒の皆さんの優しい心に、どのようにお応えできるのか、ご一緒に考えていきたいと思っています。

    具体的には来年の夏休み、被災地訪問ということも一案としてありますが、それが可能かどうかも、皆さんがいろいろ情報を集めて可能性をひとつひとつクリアして計画を立てていくことが大切だと思っています。自分だったら何ができるのか、考え始めてみてください。それがクラスでの話し合い、そして学校として、学園会での話し合いへと発展していけるといいですね。

    少し目を閉じて、まだお会いしたこともない、Our Lady of Peaceの生徒の皆さんに心からの「ありがとうございます!」を発信いたしましょう。

  • 2011年10月03日《校長コラム》10月3日

    10月15日のウォーカソンに先立って、昨日は東京で50名近い卒業生によるウォーカソンが行われました。1期生から47期生まで「セントヨゼフ」という名のもとに一つに集まってくださいました。私たちと同じ意向で、集めた寄付金は皆さんのものと一つにして、東北とシエラレオネにお贈りすることになります。津からはシスター2名が参加してくださいました。

    さて、明日から第2回定期試験が始まりますね。「がんばってください!」と言うのは簡単ですが、「がんばってね」と言った人も、言われた人も、何をがんばるのかはっきりしているでしょうか。「高得点をとって、好成績を目指してがんばります」というのも一つのゴールでしょう。
    でも、どうして好成績を目指すのでしょうか。
    「それはよりよい大学に合格し、よりよい企業に就職するためです」
    では、どうしてよりよい有名企業でないといけないのですか。
    「それは、よりよい企業に就職して、安定した生活をするためです」
    この問答の鎖は延々と、どこまでも続いていきます。人は、確かに揺るがない安定したものを求めて生きています。しかし、3年前の2008年9月15日のリーマン・ブラザーズの突然の経営破綻から大揺れに揺れ続いている世界経済を始め、この3月の東日本大震災による津波や原発事故は、それまでの安定した生活を一挙に洗い流してしまいました。凄まじい勢いで変動していく最近の世界では、「安定」への保証はあまりありません。今大切なのは、人災にしても、天災にしても、想定外のことが起こった時に、その問題の解決の糸口を「探していく力」です。そして、見つけたら「行動していく力」が求められています。この「探求力」「行動力」は21世紀に問われてくる力だと思います。
    明日からの試験で難しい問題にぶつかった時も、決してすぐ投げ出したり、あきらめたりすることなく、最後の一秒まで全力を尽くして取り組んでみてください。この最後まであきらめないで自分の可能性にチャレンジしていくことができるよう、その意味で「がんばってください」。そのためには、一人一人が神様からいただいている可能性を信じて、自分の底力を信じることです。試験は他者との比較ではなく、自分自身との闘いですね。その意味で「がんばってください!」