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  • 2012年04月16日《校長コラム》4月16日

    新しいスタートを切って、一週間!皆さんが、それぞれの立場で「Tryし続けよう!」と決心してくださっていることをとても嬉しく思い、心から応援しています。私は皆さんからの感想を、一枚一枚ていねいに読みながら、たくさんのエネルギーと元気をいただきました。ありがとうございます!

    さて皆さん、この一週間「朝の祈り」に聖書の言葉が織り込まれているのに気づいていますか。また、これから、お掃除の時間には、季節に合ったクラシック音楽を流していきます。たとえ短い時間であっても、毎日聖書の言葉やクラシック音楽に耳を傾けて、じっくりゆっくり心の栄養として味わってみてください。日々積み重ねていけば、ヨゼフ生としての教養と誇りを身につけることになるでしょう。

    もう一つ新しいTryがあります。それは学園会のあり方へのTryです。皆さんの先輩方は、創立以来50年という歳月をかけて、少しずつ現在の学園会と13の委員会の形を築きあげてくださいました。その一つ一つには、その時その時の必要性と深い想いが込められていて、とてもすばらしい組織です。しかし、どんなに優れた組織でも、ただ敷かれているレールの上を今まで通り走っているだけでは、出発点の時の熱い想いも消えてしまいます。大切なのは、目指す意図に沿って、なぜそれをしているのかをしっかり自覚していることだと思います。いろいろな委員会や役割は、その時その時の必要性があって誕生したものですから、今一度その目的や意図を皆さん全員で見直してみて、学園会のあり方やいろいろな行事や活動でのリーダーシップのあり方を確認してみましょう。そして、そこに皆さんの新しい息吹きを吹き込んで元気な学園会にしましょう、というのが今年度目指している動きです。学園会の会長を中心に、学園会役員のメンバー、そして各クラスの室長、副室長のリーダーシップのもと、皆さん一人一人が自分の考えや意見を出し合って、このTryにしっかり参加してください。どんな学園になっていくのかは、皆さん一人一人の智恵と心が生かされて初めて決まります。"Never give up! あきらめないでTryし続ける!"の意気込みで、皆さん全員が協力し、参加していく一年になりますようにと願っています。

    まとめとして、以前にユーモアたっぷりのフランス人の神父様にお聞きした、一つのエピソードで結びたいと思います。
    ある時、たくさんの犬たちが(どうでしょう、100匹もいたのでしょうか)ワンワンと吠えながら一団となって何かを追いかけていました。でも後ろの方の犬たちは、一体何を追いかけているのかを知りませんでした。ただ、自分の前の犬がそうしているので、自分もそうしているだけでした。結局、なぜ走っているのかを知っているのは、先頭の2~3匹の犬だけでした。実は、彼らは一匹の白うさぎを追いかけていたのです。
    このお話は、目的や意図を考えずに行動していることの空しさを教えてくださっているように思います。一人一人がタラントン(才能)やミッション(使命)をいただいているのですから、ぜひTryして、あなたの可能性のドアを開けておきましょう!

  • 2012年04月07日入学式 校長あいさつと祈り

    新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。今日、セントヨゼフ女子学園中学校・高等学校の生徒となられた皆さんを、職員一同と共に心から歓迎いたします。

    Welcome to "Saint Joseph"!

    保護者の皆様、お子様のご入学を心よりおよろこび申し上げます。大切なお子様の教育に、保護者の皆様と共に関わらせていただくことをこの上なく光栄に、また、嬉しく存じます。同時に、お子様の生涯で最も大切な時期の教育を託していただいているという誇りを深く認識し、全力で尽くしていく覚悟でございます。

    ご存じのように、三重県には10校余りの私立学校がございます。その中で、今日ここで皆様と出逢うというのは、ほんとうに不思議なことだと思っております。いますぐその深い意味が分からなくても、ここに集う私たちがこの出逢いを当たり前のことだと片付けてしまわないように、「セントヨゼフ」のルーツを少し辿ってみることに致しましょう。これこそ、今日の入学式に私から新入生の皆さんにお伝えしたいことなのです。

    この学園の設立母体である聖ヨゼフ修道会は、フランスのル・プイで誕生しました。今から360年も前のことです。6人のシスター方が、戦争や疫病で生きる道をなくしていた人々、とくに、貧しい境遇の女性たちに生きる術を教え、孤児たちの救済に立ち上がったのが始まりです。

    それまでは、囲いの中で祈りの生活をしていたシスター方が修道会のあり方を180度変え、困っている人々、苦しんでいる人々のもとに出かけていったのです。これがヨゼフの揺るがない女子教育の礎、そして、社会が必要とすることに応えるために生きるという、この学園の精神の土台となりました。

    時は流れ、今から175年前の1836年、6人のシスター方がフランスからアメリカに派遣されて、セントルイスに到着しました。シスター方は言葉も文化も違う不自由な生活をしながら、まもなく聴覚障害者のための学校を作り、次いでSaint Joseph Academy
    を設立して、女子教育に情熱を傾けました。

    それからさらに120年後の今から56年前、女子のミッションスクールを設立したいという当時の三重県知事の要請に応えて、アメリカから4人のシスター方が日本に派遣され、横浜港に到着しました。その3年後、津市にこの学園を設立したのです。

    女子教育への熱い想いが360年の時を越え、遠くフランスから、アメリカを経て、日本へ、そして三重の津に届いているということを知って、皆さんはびっくりされたのではないでしょうか。フランスの最初の6人のシスター方にも想像できないことだったでしょう。

    この6人のシスター方が社会への積極的な奉仕という修道生活をスタートすることがなければ、すべてはそこで終わっていたでしょう。そして、来る日も来る日も水平線しか見えない命がけの長い船旅、二度と祖国には戻れないという覚悟、慣れない土地での極めて不自由な生活に耐えたシスター方の熱い想いがなければ、セントヨゼフはここにはなく、私たちは今、こうして出逢うこともなかったのです。こう考えるますと、皆さんがセントヨゼフに入学されたのはとても不思議なことですし、皆さんとこのように出逢えたことは、ほんとうに大きな喜びであり、感謝です。

    シスター方の熱い想いとは、弱者であった女性を「自立した人、社会に貢献できる人に育てたい」ということ、そして、「社会が必要としていることに、進んで応えていきたい」ということでした。ヨゼフで学んでいただく時間と、ヨゼフという空間を通じて、私は6人のシスター方の想いをぜひ皆さんに伝えたいと思います。そして、皆さんがいろいろなことにチャレンジし、Tryし、その想いを叶える方法を見つけることができるよう、私たちは一生懸命応援していきます。女性の時代と言われる21世紀を生きる皆さんが、女性であることの恵みと特性を生かして、社会のいろいろな分野に貢献できる人になってくださるよう心から願っています。

    皆さんがそれぞれに与えられた使命、すなわちミッションを見いだし、この学園のモットーである「世の光、地の塩」として、まわりの方々のお役に立てる人になること、これこそが6人のシスター方が望まれたことだったのです。セントヨゼフのような学校を「ミッションスクール」と呼ぶのは、このような意味なのです。

    皆様の前途に神様の祝福と恵みが豊かにありますように、ご一緒に祈りましょう。

    ~入学式での祈り~

    すべてのものの創造主である神よ、
    大きな喜びと希望をもってこの学園に入学された新入生の皆さんを祝福してください。皆が互いによき友人となって支え合い、愛と信頼のなかで、充実した学園生活を送ることができますようお導きください。

    道、真理、命である神よ、
    それぞれが勉学に励み、与えられた才能を十分に伸ばすことが できますようお導きください。自分の使命を果たすためにその才能を役立て、社会に貢献する女性に成長できますよう、あなたの光で照らしてください。行く手にどんな困難が待っていても、目標を見失わず、あきらめることなく、歩み続ける力をお与えください。

    愛の源である神よ、
    神のみ言葉に心を開き、すべての人を分け隔てなく愛する優しい心を持つことができますようお導きください。フランスの最初の6人のシスターが示された模範のように、助けを求める人々のために進んで奉仕する精神を育むことができますよう、あなたの愛を注いでください。

    この学園の保護者である聖ヨゼフよ、
    あなたが幼子イエス・キリストとその母マリアをいつも護られ たように、生徒たちが危険や困難にであうとき、護り導いてください。神よ、聖ヨゼフの誠実で勤勉な生き方を模範として、私たちがよりよい人間に成長していくことができますよう、あなたの手を差し伸べてください。