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  • 2012年06月25日《校長コラム》6月25日

     定期試験終了後の"Let's Enjoy English!"や,土曜日の保護者会総会でのクラブ活動発表など,いろいろな活動への参加,ありがとうございました!皆さんの成長ぶりをいろいろな場面で見いだせてとても嬉しいです。たくさんの方々にしっかり喜んでいただけましたね。皆さんは,ヨゼフの誇りです。
     さて,今日から試験の結果が戻ってきます。その受け止め方について,一緒に考えてみましょう。点数が気になるのは皆同じだと思いますが,今日はそこから一歩出てみましょう。
     先日の集会のフィードバックのなかに,たくさんの人が次のような内容を書いてくれました。
    「今まで『数学は大事です。よく勉強しなさい』と言われてきました。でも,どうして大事なのかを考えませんでした。将来いろいろな場面でchallengeに出会うとき,どのように直面していくのか,筋道を立てて理論的に考えていく練習を,今,数学を通してしているのだと気づきました。ひとりの人間として大人になっていくのに,誰にも何にも責任を転嫁してしまうことなく自分で責任ある生き方をしていくために,今訓練しているのだと気づき,数学から逃げないでおこうと決心しました。」
     この人たちは,もう以前とは姿勢が異なっていますね。姿勢が変われば結果も変わってきます。今回の定期試験についても同様に,点数にこだわるだけに終わらないで,どこがよく理解できていてどの内容がまだよくわかっていないのか,ただケアレスミスなのか,あるいはもう一度基本まで戻らないと同じような失敗をしてしまうのか,自分でじっくりその内容について分析してみましょう。そして必要であれば,高校生の人でも,中学の土台の部分まで立ち戻ってください。中学生の人も,小学校の基本まで確認しましょう。土台がぐらついていると,どんなに立派なものを築いてもいつか崩れてしまいます。元に戻って確認することは,責任のとれる大人になっていく訓練となります。恥ずかしいことではありません。本当の意味で恥ずかしいこととは,自分自身をごまかして事実に直面できないということです。今週の試験返しの期間のなかでも,あなたの人間としての成長につなげていってください。
     マタイとルカの福音書に「岩の上に自分の家を建てた賢い人と,砂の上に家を建てた愚か人」のたとえ話があります。あなたは,どちらの人になりたいですか?

  • 2012年06月18日《校長コラム》6月18日

     新しい週も感謝のうちにスタートいたしましょう!
     今週は,今年度の学園目標「Never give up!あきらめずにTryし続けよう!」をしっかり生きるチャンスがありますね。そう,『第1回定期試験』です。学年によって試験の日数や一日の受験科目数が異なっていますから,廊下での話し声のトーンなど,修養会の日のように気をつけましょう。自分だけのペースで動かないで,他の生徒や友達のことを気遣うよいチャンスですね。
     さて,集会のお話のフィードバック,みなさんしっかり書いてくださってありがとうございました!あなたが見つけた気づきや発見を,今からの生活のなっかで生かしていってください。「なんだか,今日の授業への姿勢がいつもとちょっと違いましたよ」という数学の先生のコメントをお聞きしますと,皆さんの吸収力と行動力を感じて,とても頼もしく思いました。今回は数学の論理力について見てみましたが,学校で学ぶどの教科も,皆さんが人間になっていくのに必要な力を鍛えるためにあるのですから,思い込みや決めつけの「眼鏡」で見てしまわないで,ちょっと見方を変えてみてください。意外な発見や気づきに出逢うことでしょう。
     「気づき」という点で,もう一つ分かち合いたいことがあります。この4月から特に私が気づいていることがあります。それは毎朝玄関から校長室に辿り着く道すがら,いくつものお花が生けてあるのに出逢えることです。事務所の窓口→土器のショーケースの上→放送室の窓のところ→応接室への通路→トロフィーケースの上と,次々とお花の笑顔に出会いエネルギーをいただいています。しかもお花屋さんからではなく,きっとご自分のお庭からのお花が多いように思います。そのようなお花は,楚々としてお花屋さんからのお花とは,また一味違った美しさがあり,ホッとします。黙ってそっと空気を和ませてくださる方がこの学園にはいてくださいます。有りがたいことですね。その方の心の美しさに感謝しながら,マタイによる福音からイエス様の言葉に耳を傾けてみましょう。
    「野の花がどのように育つのか注意して見なさい。今日は生えていて,明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ 神は このように装ってくださる。まして,あなたがたには,なおさらのことではないか。」
    (マタイによる福音書6章28節,30節)

  • 2012年06月11日《校長コラム》6月11日

     先週ヨゼフィンピックでは,皆さんのすばらしい活躍振りが発揮されて,頼もしく誇らしい生徒主体のパワーを見せていただきました。5年の佐場さんを中心とした11人の実行委員の皆さん,短期間によくここまでまとめることができましたね。おめでとうございます!そしてありがとうございます!
     さらに今,バザー実行委員もお昼の放送担当メンバーも,5年生を中心に力一杯「Try」してくださっていることを本当に嬉しく思っています。学園のすばらしさを輝かせていく主体は,皆さん生徒です。初めは手探りからスタートですね。勇気と自信をもってTryしていってください。失敗はありません。本当に恐れなければならないことは,失敗ではなく何もしないで動かないことです。よく考えてよく計画して,まず実行していきましょう。そこには必ず何か学べるものが待っています。
     ヨゼフには,皆さんの成長をしっかりBack upしてくださる先生方がいつも見守っていてくださいます。この皆さんのリーダーシップの大きな「うねり」を心から応援しています。
     私は4月以来,Easter(復活祭),昇天祭,聖霊降臨祭と,教会のお祝い日を紹介してきましたが,昨日は「キリストの聖体」の祝日でした。
     今日は,聖書のことば-コリントの信徒への手紙Ⅰの11章23節から25節-を朗読します。
    それは,「最後の晩餐」の時のイエス様の私たちへの想いです。「最後の晩餐」と聞きますと,皆さんはレオナルド・ダ・ヴィンチの有名な絵のほうを思い浮かべるかもしれませんね。この箇所はミサの原型です。この時からずっと2000年余り,全世界でイエス様の願いがミサとして毎日捧げ続けられているのです。そしてここには,ご自分を私たちに明け渡していかれるイエス様が示され,「世の光・地の塩」として他の方々に喜びをもたらす生き方への源ともなっています。

    [聖書のことば]-コリントの信徒への手紙Ⅰの11章23節-
     わたしは主から受けたことを また あなたがたに伝える。すなわち,主イエスは渡される夜パンを取り,感謝し,裂いて仰せになった。「これはあなたがたのための,わたしのからだである。わたしの記念として これを行いなさい。」
     また,食事が終わると,杯も同じようにして仰せになった。「この杯は わたしの血による新しい契約である。飲むたびに,わたしの記念として これを行いなさい。」

  • 2012年06月05日Legacy ヨゼフの遺産 ~脈々と受け継がれているもの~

     2012年度は「Never give up! あきらめずにTryし続ける」という学園目標を掲げました。ちなみに2011年度の学園目標は「Yes, You can do it! Try it!」、2010年度は「Yes, I can ! Let's try!」でした。3カ年の目標の共通項は一目瞭然、"Try"ですが、「やってみる、努力する、試す」というこの言葉の意味のなかに脈々と流れている想いを掘り下げていくと、そこに揺るぎない「ヨゼフの遺産」が浮き彫りにされてきます。それは目に見える、いわゆる財産としての遺産ではなく、目には見えなくても、涸れることのないいのちの源泉です。火災にも津波にも破壊されず、強盗にも略奪されることのない精神的遺産をヨゼフは土台にしています。
     1650年10月15日、今から362年前にセントヨゼフの設立母体であるカロンデレットの聖ヨゼフ修道会が誕生しました。30年戦争の混乱が続き、疫病が蔓延していた当時のフランスでは多くの戦死者や病人が出て、寡婦や孤児が路頭に迷い、生きる術をなくしていました。その頃の修道者というのは、ひたすら囲いのなかで祈りと労働にいそしみ、外に出かけたり外部の方と交わることのない生活を送っていました。しかし、それでは困っている人々を実際に助けることができませんから、シスター方は意を決して町に出かけていき、生活力のない未亡人や、飢えて死に瀕した子どもたちに救いの手を差しのべたのです。もちろん、このような修道生活の在り方は教会では認められませんでした。
     シスター方にとって大切なことは、困っている人、助けを求めている人がいれば、その必要性に応えるために従来のものを変え、それに伴う困難を乗り越えていくということ、つまり"Try"していくことでした。今までの良さを大切にしつつ、難題に直面しても恐れず、凛として立ち向かっていくのがヨゼフのDNAだと私は思うのです。
     このDNAはフランス革命の最中にも顕在していました。1794年7月28日、ロベスピエールの失脚によって、奇しくもその日にギロチン台の露として消えていくことになっていたマザーセントジョン・フォントボンヌは、一命を取り留めました。「神様のために殉教できなかった。」と残念がられたことは私たちと大きく異なるところですが、信仰深いマザーでさえ、聖ヨゼフ会を再構築していく使命が待っていることを、そのときはまだ知る由もありませんでした。1836年、マザーはすでに80歳を超えておられたにもかかわらず、新しい試みの先駆けとなる6人のシスター方を北アメリカに派遣し、常に新しいVision(夢・展望)を持って、人々のためにTryし続けていかれたのです。
     文献によると、7人ものシスター方がギロチンの処刑を受けているのですが、心美しいシスター方がなぜ処刑されたのか、腑に落ちないのは当然でしょう。当時、ガリカニスム(フランス国教主義)が広がって教会財産の没収や修道会の統廃合があり、司祭たちは聖職放棄かギロチン台かの二者択一に迫られていました。身を守ろうとして逃げる司祭方をかくまった罪の償いとして、7人のシスター方はいのちを捧げたのです。正しいことのためなら毅然としていのちさえ差し出す姿。ヨゼフはこの尊いLegacyを受け継いでいるのです。
     まだ未開の地であった北アメリカでの6人のシスター方の最初のミッション(使命)は聴覚障害者のための教育でした。ヨーロッパから果てしない大西洋を越えること1ヶ月あまり、目的の地に辿り着けるかどうかも不確かな長い船旅をシスター方はものともせず、助けを待っている人々のもとに「はい、行きます!」と駆けつけられたのです。これがセントヨゼフのDNAです。セントルイスにあるこの施設の"Lip Reading"(読唇術)は、現在でも世界的に知られています。
     その後、シスター方は北アメリカの内陸部への旅に挑戦していきます。それは1870年4月20日から5月26日までの36日間にわたる7人のシスター方の幌馬車の旅でした。インディアンの襲撃に遭ったり、強盗に襲われたりしながらアリゾナ州のトゥーソンに辿り着いたシスター方の想いは如何ばかりだったでしょう。この7人も決してあきらめないで36日間Tryし続けました。神様への信頼と、新しいミッションの道を切り開いていくVisionは、何事にも挫けないシスター方のPassion(情熱)によって実現していきます。
     そして、1956年8月14日、アメリカからヴィクトリア号で横浜港に到着した4人のシスターによって、いのちのバトンはついに日本の地に手渡されたのでした。2週間にもおよぶ太平洋横断の船旅は容易ではなく、見知らぬ国で学校を設立する苦労と情熱は計り知れないほどのものだったと思います。
     シスター方は決して困難を恐れませんし、あきらめませんでした。Visionを持ち、Passionを持って、そのMissionを果たしていかれたのです。このセントヨゼフのLegacy、ヨゼフのDNAは21世紀を生きる私たちに受け継がれています。いつも"toward more"(より一層)を目指して、凛として生きる女性の生き方に招かれている私たちは、力強く、頼もしいLegacy〈遺産)を受け継いでいるのです。
     このように脈々と流れる362年の大きな流れのなかで、ここ3年、学園目標に必ず含まれていた"Try"が、あなたにとって、これまでとは少しちがった意味や響きをもつ言葉となったでしょうか。それがセントヨゼフのいのちを受け継いで、今を生きている私たちの役割であり、使命なのです。皆さんの内に深く、大きく渦巻き始めている"Try"への躍動を今こそ感じ取ってほしいと思います。
     今年度の学園目標を単に断片的に見るのではなく、この362年、脈々と流れている大きく頼もしい流れを心に感じつつ、「Never give up! あきらめずにTryし続ける」という目標を掲げるとき、フランスのル・プイで新しい修道生活の形を立ち上げた6人のシスター方の姿が浮かび上がります。そして真実を見つめて、毅然として恐ろしいギロチン台に向かった7人のシスター方の強さがあり、危険きわまる36日間の幌馬車の旅をして新しいミッションの地に向かった7人のシスター方の情熱と勇気があります。そのすべてを受け継いだ4人のシスター方が、アジアの一郭である日本を宣教の地と決め、北アメリカからの長い船旅を経て、1956年にここ三重の地に足を踏み入れることになるのです。
     この脈々と流れ、受け継がれているいのちのバトンがヨゼフのLegacyです。この遺産 ~受け継がれているもの~ は、どこかに大切にしまっておくものではありません。Legacyは単なる過去の遺産ではなく、これからも生き続けるものです。受け継いでいるいのちを生き続けていくことなのです。

  • 2012年06月04日《校長コラム》6月4日

    6月に入り,今日は4日です。
     第1回定期試験まであと15日です。この半月,しっかり計画を立てて "Never give up!" の姿勢で自分自身と向き合い,チャレンジしていきましょう!
     今朝は,この週末いろいろな所で,周りの方々に喜びをもたらしてくださった皆さんに,心から「ありがとうございました!」と申し上げたいと思います。
     2日の土曜日,午後2時から演劇部による「Annie」が上演されました。最終上演ということで,私もぜひと思っておりましたが,クラス代表の保護者の方々との会議の後,帰宅の準備をしていた生徒に「Annie見ましたか?どうでしたか?」と尋ねたところ,「感動しました!涙ぐんでしまいました。」と話してくれました。彼女の心の中に,しっかりと何か宝ものが届いたようでした。
     そして3日の日曜日は,鈴鹿のイオンタウンで,箏部とハンドベル部のジョイントコンサートが開かれました。たくさんの方々が聞きに集まってくださり,拍手を贈ってくださいました。その中で,私は一人の小学校1年生の女の子のことが心に残っています。その子は,男の子を抱いているお母さんと,少し離れてでも,一番前でじっと聴いていました。お母さんが「買い物に行きましょう」と誘っても動きません。結局40分間,お琴もハンドベルも両方しっかり聴いて,満足そうに去って行きました。あの小さな女の子の心の中にも,確かに何か宝ものが届いたに違いありません。
     土曜日には,45期生が演劇部最終上演に駆けつけてくださったり,日曜日には42期生が7ヶ月のかわいい坊やを抱いてジョイントコンサートに来てくださったり,皆さんのイベントのお陰で,幸せそうな卒業生に出逢えたとても幸せな週末でした。
    最後に,アシジの聖フランシスコの祈りをご一緒に,
    「主よ,私をあなたの平和の道具としてお使いください。
     闇に光を,悲しみのあるところに喜びをもたらすものとしてください。」
    では,感謝のうちに,この一日をスタートいたしましょう。