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  • 2012年10月29日《校長コラム》10月29日

     この週末は,元気よく研修旅行から戻った中学3年の皆さんの笑顔に出逢えて,その無事を心から感謝しました。また1年,2年の学年会もあり,一つ節目として,ヨゼフ生であることの意味をみつめてみて,今立っている自分の立ち位置をもう一度見直す良いチャンスでもあったように思います。高校生の皆さんの中には,三重県高等学校文化祭で活躍してくださった人もたくさんいましたね。ありがとうございました。
     10月も末となり,周りの秋の色合いの深まりに皆さんは気づいていますか。そして,そのような季節の移り変わりの中で,今日も「いのち」をいただいて,今ここにいることを当たり前と受けとめてしまわないで,感謝と喜びのうちにこの一週間をスタートいたしましょう。今日の聖書からの「みことば」は次の一節です。
      いつも喜んでいなさい
      絶えず祈りなさい
      すべてのことについて,感謝しなさい
         (テサロニケⅠ,5章16~18節)
     喜びと感謝はいつも一対で,喜ぶことができない人は感謝することを知りませんし,逆に感謝出来ない人には喜びがないように思います。この二つの宝物を見失ってしまう一番の落とし穴は,「当然」「当たり前」と受け取ってしまう心ですね。私たちがこうして「いのち」をいただいて毎日生きていく中で,当たり前と言えることは何一つありません。食事の前に「いただきます」と言うように,すべては私たちの「いのち」をつないでいくためにいただいているものなのです。
     最近,学園で働いてくださっている小川さんと山田さんが,たくさんの時間と労力をかけて,階段の滑り止めを交換してくださったことに気づいていますか?長い年月の間に磨滅してしまったゴムをまず掘り出し,そこに新しいゴムを埋め込んでいくという,たいへん根気と力の要る作業でした。皆さんが移動する休憩時間は避け,黙々と仕事に打ち込まれる姿を拝見していると,見えないところで私たちがどんなに多くの方々のお世話になって生かしていただいているのかを改めて感じさせていただきました。
    いただいているこの一日,感謝と喜びの心で過ごしていきましょう。 

  • 2012年10月22日《校長コラム》10月22日

     マタイによる福音書にイエス様がたとえを用いて語られたことが記されています。
    「イエスは,これらのことをみな,たとえを用いて群衆に語られ,たとえを用いないでは何も語られなかった。」(マタイ13章34節)
     たとえ話や物語には,メッセージが宿っています。そして,聞く人に問いかけ,考えさせます。集会で皆さんと一緒に味わった「The Empty Pot」のstoryにもメッセージがあり,学年に関わりなく一人ひとりユニークな気づきをいただいています。このお話の解釈の「正解」などというものはありません。物語には息吹がありますから,一人一人の心の中を吹き抜けていく時,その人自身の受け止め方,気づきが生まれてくるのです。
     中学3年生のひとりが,次のようにフィードバック・ペーパーに書いてくれました。
    『私はこの話には3つのメッセージがあると思いました。
     1つめは,出来なかったとしても,勇気を出して皇帝のところに来たということ
     2つめは,失敗・成功にこだわらず,頑張れたことに誇りを持つということ
     3つめは,ウソをついて得られるものはない
    ということです。私はこの3つすべてが出来ていません。この3つは人間の弱さを表していると思います。この3つができてこそ,強い人間になれるのではないかと考えました。』
     とても簡潔に自分の考えていることがまとめられていますね。そして,他の人が理解しやすいよう表現されていますね。感心しました。
     話の中で,Ping少年は一年間ずっといろいろ工夫して,種を何とか育てようと,決してあきらめずに水をやり続けましたね。このPing少年の姿勢に,今年の目標「Never give up!―あきらめずにTryし続ける」との共通項を見つけた人もいました。
     その一人ひとりの気づきを,これからの生き方,行動につないでいきましょう。その時,初めてメッセージがあなたの中で生き始めます。イエス様が人々に教えられる時,単なるお説教ではなく,たとえを用いて話されたというイエス様の想いも,実は人々の心に息吹を送りたかったからなのかもしれませんね。

  • 2012年10月15日《校長コラム》10月15日

     新しい週のスタート,いただいている「いのち」に感謝しながら過ごしていきましょう。
     「今日は何の日?」というラジオの番組がありますが,さてセントヨゼフにとって今日は何の日でしょうか?10月15日は,セントヨゼフ女子学園の設立母体であるカロンデレットの聖ヨゼフ修道会の創立記念日です。1650年,フランスの小さな町 ル・プイで6人のシスター方によってスタートしました。今から362年も前の今日の出来事でした。
     時の流れの中で,フランスからアメリカへ,アメリカ国内でも,フロンティア精神のもと,東部から西部カリフォルニアへの開拓があり,さらに太平洋を横断して日本へ・・・しかも日本の中でも,ここ三重県の津市にセントヨゼフがあるということは,考えてみますと何とも不思議なことなのです。たくさんの人々の熱い想いが,また困難を乗り越えてひたすら前進していく多くの人々の勇気と努力の結晶が,セントヨゼフ女子学園なのです。
     これがLegacy,ヨゼフの遺産なのです。この遺産は脈々と受け継がれていて,先日皆さんは集会で実習生の先生方9人から,それぞれ「ヨゼフ生として大切にしてほしいこと」をテーマに分かち合っていただきました。同じヨゼフ生であった先輩方のメッセージは,皆さんの心に響き,たくさんのパワーをいただいたようですね。特に6年生は,「今,ヨゼフにいるのが,とても誇らしく思えました。私も卒業してからも,ずっとヨゼフとつながりを持っていたいと思いました。」と書いてくださいました。また1年生は「社会では余り見られないことを,ことセントヨゼフで学んでいることがわかり,びっくりしました。」という気づきを書いてくださいました。
     ドア・ガール, 挨拶, 笑顔, 5分前集合, 奉仕活動, 「ありがとう」を大切にetc.・・・
    これらはすべて「世の光・地の塩」として"Women for others"を目指すヨゼフの教育が大切にしていることで,何と360年余り,脈々と続いてきたものです。そしてこの2012年というヨゼフのページを,今織りなしているのは皆さんなのです。

  • 2012年10月09日《校長コラム》10月9日

     10月7日・8日はヨゼフの「中学入試説明会」でした。たくさんの小学6年生とその保護者が来てくださいました。入試まであと3ヶ月余りになっています。先生方は毎日職員朝礼の始めに受験生のためにお祈りをしています。どうぞ皆さんも後輩になる受験生のことを心に留めて祈りましょう。
     さて,今朝のトピックスは何と言いましても,京都大学の山中伸弥教授がノーベル医学生理学賞を受賞されたことですね。日本の受賞は19人目で,医学生理学賞は利根川 進さんに次いで2人目,25年振りとのことです。iPS細胞をつくり出すことに世界で初めて成功された功績を評価され,身体のさまざまな組織や臓器になれるこのiPS細胞は,これからの医療を大きく変えていくことになるのでしょう。学術的な内容はさておき,私がラジオでお聞きした山中教授の人となりについての感想を少し分かち合ってみたいと思います。
     彼がこのBig Newsを知らされたのは,自室におられる時で,洗濯機がガタガタと音を立てるので,それを直そうと這いつくばって掃除をしておられた時だったそうです。携帯電話が鳴りましたので出てみると,それが何と英語で,受賞のお知らせだったようです。ノーベル賞が本人にこのように知らされるということにびっくりしました。
     受賞の感想について,教授は「感謝」の一語に尽きるとおっしゃられ,日本の皆さんへ,大学へ,そして研究室の同僚,友人,家族とこの方がいかに周りの人々と共に歩まれ,苦労を共にされたかが垣間見られるコメントでした。
     マサチューセッツ工科大学の利根川教授は,「最近ノーベル賞にかける研究は,莫大な金額をかけてなされることが多くなっていますが,山中教授は小さなグループでコツコツと基礎研究を積み重ねておられます」と評価されています。基礎研究が大切なのですね。皆さんもコツコツと基礎力をつけておきましょう。
     山中教授は,感謝と共に「大きな責任」についても語っておられました。「喜びはひとしおですが,さらに研究を続けて,一日も早く医学応用を実現し,新しい治療薬の開発によってALSなど難病の治療に貢献し,本当の意味でお役に立ちたい」と喜びのうちにも,もう次のchallenge,責任と希望を語っておられました。教授はしばらく脚光を浴び話題の人でしょう。その華やかさの中にも,私は彼が語っておられる人としての温かいぬくもりを,感謝,責任,希望という表現の内に感じています。

  • 2012年10月01日《校長コラム》10月1日

     10月に入り,昨日は中秋の名月,十五夜でした。台風17が号も足早に通過し,今朝は東北から北海道へと北東に向かっているようです。心から被災地の方々のご無事を祈りましょう。
     三重県でも増水して,車ごと流された奥様を助けようとされたご主人が行方不明になっておられます。自然の力の前では,人間の無力さを感じます。多くの地域で停電があったようですが,暗闇の中で一夜を過ごされた方々の不安やお疲れを想います。東の空が白む頃,どんなに朝の訪れの有り難さに感動されホッとしたことでしょう。
     電気のお陰で自分たちのペースで生活している現代人である私たちは,大きな自然の営みの中で「生きている」あるいは「生かされている」ことを忘れがちです。
     台風一過,雲間から現れた満月を,いつもにも増してありがたく感謝の心で眺めた方も少なくなかったのではないのでしょうか。自然は本来の人間としての在り方,生き方に気づかせてくれる良き先生でもあります。
     さて,いよいよ明日から定期試験が始まります。しっかり皆さんの遺伝子のスイッチをオンにして,今まで準備してきた力を十分発揮し,チャレンジしてください。先生方もいろいろ工夫され,全力で試験を作成してくださったのですから。
     皆さんも全力で自分が今どこに立っているのかTryしてみましょう。そこが,今からの出発点になります。授業や自主学習,そして試験は,バラバラの点ではなくお互いに連鎖しながら,線になっていきます。そしてその線はやがて皆さんが決断していく一人ひとりのmission(使命)の方向性を示していく者に発展していくのです。自分自身を信じて力一杯最後の1分まであきらめないで,定期試験に直面してください。