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  • 2012年12月10日《校長コラム》12月10日

     世界中の人々の心に平和をもたらすイエス様のご降誕を待ち望む待降節も,第2週に入りました。今日からトロフィー・ケース前のAdventリースのキャンドルも2本火が灯されます。
     今朝はこの「待つこと」について少し思い巡らせてみましょう。私たちの生活が電化されIT化されていく現代,毎日の生活の中で待つことが苦手な人が増えているように思います。生活環境が便利になればなる程,私たちの待つ能力はどんどん衰えているようにさえ思います。
     エレベーターに乗ればすぐに「閉」のスイッチを押してしまいますし,マイクロウェーブ(電子レンジ)の前で待つ数秒も,「早く!早く!」と急き立てる想いがつのってしまいます。何をそんなに急いでいるのか,急き立てたその数秒を何に使おうとしているのかもわからないまま走っている自分がいませんか。
     「待つ」能力は,人間としての成熟度のバロメーターであるとも言われています。とすると,待てない現代人は赤ちゃんのレベルまで戻ってしまったのかもしれません。赤ちゃんはお腹がすけば泣きますし,気分が悪いとむずかります。しかもすぐ対応してくれないと,一段と声を大にして訴えますね。周りの人の都合は一切おかまいなしです。待つことができなくて,赤ちゃん化している現代人が増えているのかもしれません。
     「待つ」という行為には,信頼するあるいは相手を信じる心が必要です。ですから「待つ」ことは心をいただいている人間の,最も人間らしい姿勢なのです。信じている人との再会を待つ。春を待つ。辛くても希望を持って待つ。信じて待つことの積み重ねの内に,人は深みのある広い心を育んでいけるのです。
     明日はセントヨゼフの歴史あるクリスマス合唱コンクールの日ですね。他校にも合唱コンクールはありますが,「クリスマス」がついているのは本校のみかもしれません。クラスで協力して,一生懸命練習してきた日頃の成果を力一杯発揮してください。とても楽しみにしています。その時イエス様を待つ心を忘れずに,人を信じ信頼する心がいただけますよう,世界の人々の心に平和がもたらされますよう,祈りを込めて歌ってみてください。皆さんのクリスマス合唱は祈りなのです。
     今日の聖書のみ言葉はマタイ福音書からです。
     ―「見よ,おとめが身ごもって男の子を産む。
       その名はインマヌエルと呼ばれる。」
       この名は「神は我々と共におられる」という意味である。  (マタイ:1章23節)