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  • 2017年05月22日《校長コラム》5月22日

     5月も半ばを過ぎ,後半に差しかかりましたね。この若葉のつややかな美しい季節,それぞれのトーンの緑が醸し出す「いろとりどり」の緑の色模様に気づいていますか。色鮮やかなツツジの花がその若々しい緑を一層引き立ててくれています。

     5月はマリア様に捧げられていて,「マリア月」と呼ばれています。一年中で自然の美しさがあふれている5月。今月初めにいただいた修養会での神父様方のお話しの内容は,今も皆さんの心の中で輝いていますか。一人一人心に響いたことは異なっているでしょう。「正解は一つではありません。」一つのお話しでも,受けとめるあなたの心の状態で,あなたの心に残ることが違ってきます。神様からのメッセージは一色ではなく,新緑のトーンのように「いろとりどりの緑」となってあなたの心に届けられるからです。今朝はそのいただいたメッセージを,もう一度静かに思い出してみましょう。繰り返し,繰り返し味わうことによって,一度目には気づかなかったことも色合いを増してくるものです。マリア祭で皆さんが持ち寄ってくださった,文字通り「いろとりどり」のお花の鮮やかさも思い出してみましょう。何だかその香りまでよみがえってくる気がしませんか。今年から学園会の皆さんを中心に,放課後ご近所の方々にそのお花をお届けして喜んでいただけたことも,ハイライトの一つですね。

     現代は情報があふれていて,その流れもとても速いのです。私たちはせっかくいただいた心に響いている神様からのメッセージを味わうことを,とかく忘れがちです。時々自然の中で,「神様,あなたは私に何を伝えようとしてくださっているのですか。」と心で味わうチャンスを持ちましょう。長い時間をかける必要はありません。電車を待っている時とか,ほんの少しのスキマの時間を見つけてみましょう。

     私は出来る時は日曜日に,修道院から青少年野外センターまで”walking”の時を持ちます。ゆっくり歩きますので,往復1時間半位のコースです。
     その道すがら,季節の移り変わりを楽しみます。コースは田舎道を歩きます。今は田植えから2週間あまり経っていますから,苗も20㎝位に伸び,さわやかな風にそよいでいます。根がしっかりついた印ですね。「大きくなったね!」と声をかけて通ります。住宅街も通り抜けますので,庭先の季節のお花を楽しみながら歩きます。太陽の日差しを受けて,精一杯咲いている一輪一輪には,けなげな美しさがあり,パワーをもらいます。自然の中に戻ると心が和みますし,癒されますね。
     そんな散歩の中で発見したことがあります。小さな気づきなのですが・・・。田んぼに降り立つ白鷺は,3羽から4羽で群れをなして来ています。田植えが終わり緑の苗がそよぐ中に立つ白鷺の白さは,目を見張るものがあります。時折しか見ないのですが,青鷺も来ます。いつも1羽で来ています。こちらはあまり動き回りませんし,じっと孤独を満喫しているように見受けられるのです。同じ鷺仲間ですが,全く異なった習性を持っています。
     自然は私たちにたくさんのことを気づかせてくれます。皆さんもちょっと自然の美しさに気づけるチャンスを見つけてください。

  • 2017年05月08日《校長コラム》5月8日

     フィリピンのWoodroseの14人の生徒さん方も無事帰国され,10日間という短い期間にたくさんの思い出を残していってくださいました。皆さんはどれぐらい交わるチャンスを見つけられましたか。いつもChanceにChallengeしていきましょうね。
     同じアジアに属する国フィリピンには,タガログという有力言語もありますが,英語が公用語になっています。少しうらやましいと思いませんか。彼女達は自国のタガログ語と英語をbilingualに母国語として話せるのです。また私が驚いたことは,彼女達の中で何人もの人がシンガポールや香港,タイやマレーシア,台湾そして韓国と,アジアの隣国を訪ねたことを分かち合ってくださったことです。アジアの仲間として,いろいろなアジアの国の文化や歴史に触れているのですね。

     私たちが普段よく見る世界地図は,東にアジア大陸,西にアメリカ大陸があり,日本を中央に位置づけていますね。しかし地球はグローブ(球)ですから,いろいろな角度からの地球の見方があるわけで・・・,どこかで私たちの固定概念になってしまっている日本の世界での位置づけをしっかり見直していくことが大切になってきますね。

     5月4日の朝は6時のボートでセントレアに向かいますので,5:15a.m.が「なぎさ」でのお見送りの集合時間でした。この早朝のスケジュールにもかかわらず,全員 ” on time “ で最後のお別れのひとときを過ごしました。いつものように涙,涙のお別れです。
     そんな中でHost Familyになってくださいました保護者の方々ともお話しする機会をいただき,「いろいろ学ばせていただきました。とてもよい経験でした。」とお礼を言われました。「よかったですね。とても嬉しいです。」と私も感謝の気持ちで一杯になっておりました。

     そのうちの一人のお母様が,「本当に勉強になりました!お預かりしました生徒さんについて,感動したことがあります。彼女は自分の国についていろいろ分かち合ってくださったのですが,今のフィリピンの国の状況や政治について,またフィリピンの歴史についても本当に分かりやすく話してくれました。自分の国の将来についても,しっかり彼女なりの意見を持っているのです。感心してしまいました!」と言われ,そして一言つけ加えられたのです。
    「日本の若者たちも,自分の国について政治にしても歴史にしても,しっかり自分の意見も交えて,他の国の人に話せるといいですね。」

    このお言葉は,今も私の心の中でエコーのように反響し続けています。

     他の国の人々と交わる時に話せなくなるのは,単に英語力の不足だけではないようですね。自分の国の文化,歴史,宗教について,どれ程説明できるでしょうか。そしてあなた自身の意見を短くてもつけ加えられるとすばらしいですね。

     8月には,今度は日本からWoodroseへの訪問をすることとなります。この素晴らしいexchangeのプログラムを通して,たくさんの新しい気づきをいただけますようにと祈っています。

     今日から3週間,教育実習に来ておられる先輩方と一緒に過ごします。その先生方からたくさんのよい刺激とエネルギーをいただいて,皆さんも自分の使命(Mission)について自分に問いかけてみましょう!