学園のご案内
学園生活
部活動
ヨゼフ・ナウ
校長コラム
What's New
国際交流
International Exchange
進路
朝の祈り
受験生の皆様
学園へのアクセス

校長コラム

2018年
07月
06月
05月
04月
03月
01月
2017年
12月
11月
10月
09月
07月
06月
05月
04月
03月
02月
01月
2016年
12月
11月
10月
09月
07月
06月
05月
04月
03月
02月
01月
2015年
12月
10月
09月
08月
06月
05月
03月
02月
01月
2014年
10月
09月
07月
06月
05月
04月
03月
02月
01月
2013年
12月
11月
10月
09月
07月
06月
05月
03月
02月
01月
2012年
12月
11月
10月
09月
07月
06月
05月
04月
03月
02月
01月
2011年
12月
11月
10月
09月
07月
06月
05月
03月
2010年
12月
09月
  • 2018年01月15日《校長コラム》1月15日

     先週末13日,14日と二日間にわたり,全国でセンター試験が実施されました。年末,年始も登校して,仲間と一緒に全力を尽くして受験勉強をがんばっていた6年生が,落ち着いて持っている力を充分発揮できますようにと,皆で祈ってきましたね。
     6年生は今日早速自己採点をして,次の二次試験対策の準備をしていきます。3月の最終結果に向けて,まだまだ気を引き締めていかなくてはならない日々が続きますが,一日一日を大切に,悔いのない日々を過ごして,目指す目標に向かっていってください。私たちは続けて,6年生の皆さんのために祈ってまいりましょう。

     試験や試合,コンテストなどは,穏やかな日常性から脱出して,集中力や緊張感の中で自分自身と向き合う機会をもつことになります。チャレンジする苦しさもありますが,自分自身を信じて鍛えていく,絶好のチャンスでもあります。辛さや困難を乗り越えていくことで,一回りも二回りも成長している自分に出逢うことになるでしょう。
     「若い時の苦労は買ってでもしなさい」と言われています。いろいろな意味で人生の成長期に立っている皆さんには,シスター渡辺の著書のタイトル『面倒だからする』のように,どんな時にも前向きの姿勢で生きていってほしいと心から願っています。難しい事や,面倒なことを投げ出さずに直面する人は,ある意味で「自立」の最短コースを歩んでいるのではないでしょうか。いろいろな新しい体験に挑戦することで,今まで気づけていなかった自分自身の新しい面に出逢っていけるといいですね。

     新しい体験の一つとして,中学1年生から3年生までの皆さんは体育の時間に「空手」を習っています。ミッションスクールで,しかも女子校で「空手」を導入している学校は,全国でも珍しいので,『武道』という月刊雑誌から取材を受けまして,5ページにわたるセントヨゼフの記事が,この1月号に掲載されました。皆さんの空手の授業風景の写真も何枚か載っています。そのこと自体とても嬉しく誇らしいことなのですが,国境なき医師団の加藤会長の講演のときと同じように,実は『武道』をとおして,中村麻美先生の講演会を来たる2月1日に開催出来ることとなりました。この方はもう10年以上,月刊『武道』の表紙絵を描いておられる方です。日本の歴史の中のいろいろな人物の生き方を,日本武道館発行の大型絵本にまとめられ,今全国で絶賛発売中です。その絵本には「伝えたい日本のこころ」というタイトルがつけられています。
     現在のようにグローバルな世界であればある程,それぞれの国には受け継いできた「精神的遺産」というものがあります。それを大切にしていかなければ,本当の意味でのグローバル化はありません。世界は一つの人類として互いに受け入れ合って,平和な地球になっていくことは大切ですが,それぞれの国のユニークさや持ち味が消えてしまえば,それは味気ない融合体でしかなくなります。

     中村麻美先生には,日本の歴史の中のいろいろな人の生き方をとおして,日本文化がずっと大切にしてきたものは何だったのか,お話しいただくことになりました。何という偶然なのでしょうか,先生は津市のご出身なのです。そのような思わぬ関わりをいただき,私たちのセントヨゼフにお話しに来てくださることを,快くお引き受けくださいました。
     「空手」をしていなければ,雑誌『武道』の取材をいただかなかったら,決して実現しなかった出逢いです。出逢いはいつも不思議です。私たちを超えた方の導きを感じます。2月1日に,皆さんの心にどんな出逢いをお届けいただけるのか,今から楽しみにしております。