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  • 2017年12月11日2017年12月11日朝の祈り

    今日から待降節の輪の祈りも第2週目に入ります。クリスマスを迎える準備は、順調ですか。クリスマスキャロル合唱コンクールは、いよいよ明日です。これまでの練習の成果が充分発揮されますようにと祈っています。そして、みなさんの歌声を楽しみにしています。
    さて、今日は「寛容」という言葉について考えてみましょう。
    「寛容」とは、「心がひろくて、よく人を許し受け入れるさま。人のあやまちをとがめたてず許すさま。」と辞書にあります。
    私はこのごろ、この「寛容」という言葉を大事にして、毎日を過ごすようにしています。そして、最近読んだ本の中に「寛容」について書かれたところを見つけました。それは、鎌田 實さんの『人間の値打ち』という本です。「『寛容』は人間の値打ちに関係している」という見出しがありました。その中に、「アリとキリギリス」の話が出てきます。イソップ物語の中の「アリとキリギリス」の話です。鎌田さんは次のように書いています。

    (以下 引用)

    鎌田さんは、イソップ物語に出てくるアリの勤勉さと、人生を豊かに楽しく生きるキリギリスの楽観主義と、両方を備えた生き方の大切さを伝えてくれています。
    みなさんも、「寛容」な心で人を受け入れると、世界が広がり、より豊かな人生を送ることになるのではないでしょうか。
    クリスマスを迎えるこの時期に、「寛容」ということをぜひ考えてみてください。
    今日の一日が、良い一日でありますように、主の祈りを唱えましょう。

  • 2017年12月08日2017年12月8日朝の祈り

    師走を迎え、街もクリスマスムードになり、賑やかな雰囲気になってきました。
    今朝は、十数年前の今頃のことで、今でも忘れられない出来事についてお話しします。
    私は名古屋駅で電車を降り、改札までの通路を歩いていました。その日は大変な人混みで、人の波に乗って歩くような状態でした。すると、私のすぐ前の人が、流れからそれて横の壁の方に向かっていきました。私はすぐにその方が、目の不自由な方だとわかりました。声を掛けようか、どうしようかと思っていた次の瞬間に、背後から女性が私を追い抜かし、その方の手をとって「大丈夫ですよ、大丈夫ですからね。」と声を掛けながら、そっと肩を抱いて、改札の所まで歩いて行きました。一瞬の、しかも自然なふるまいでした。
     もし、その女性の導きがなかったら、目の不自由な方は壁にぶつかっていったでしょう。もし、これがホームでの出来事だったら、大きな事故になっていたかもしれません。私は、その女性のような咄嗟の行動が出来なかったことを恥ずかしく思いました。おそらく、その時のわたしには声を掛ける勇気がなかったのです。日頃から、生徒の皆さんに「困っている人の役に立てるように」と、言っている立場の自分が、情けなく思いました。

     公共の場でのマナーやモラルには、「OFF」は、ありません。常にまわりにいる人に気を配りながら、その場にいる人たちの一人であるという気持ちを持たなくてはいけません。
    私が出会った女性のような立ち居振る舞いは、普段から意識を持ってさまざまな経験を重ねることで初めて出来ることなのだと思います。
     「人の役に立てる女性になりたい」と皆さんはよく言いますが、それは、ボランティアの場を探すことや将来職業に就いたらするというのではなく、日常の中でも実行してほしいと思います。
     最近、都会では、ほとんどの駅のホームに転落防止のための柵が設けてあります。日本の公共設備は、すばらしいと思います。でも、困っている人に声を掛けることが、どの人にもできたなら、柵は必要でなくなるし、日本のすばらしい思いやりの文化だと誇れると思うのですが、皆さんはどう思いますか。

  • 2017年12月04日2017年12月4日の朝の祈り

     12月に入りました。師走の気ぜわしさに巻き込まれないよう,2017年・・・この一年にいただいたたくさんの出逢いや気づきをもう一度思い起こしてみて,その一つ一つに「ありがとう!」と感謝の心を伝えられるといいですね。慌ただしく忙しい時期だからこそ振り返って,神様からいただいた私たち一人一人へのプレゼントを味わうひとときを大切にいたしましょう。

     神様からの贈り物と言えば,昨日12月3日はフランシスコ・ザビエルの記念日でした。1549年に鹿児島に上陸し,以後約2年間,九州,中国地方,そして近畿の各地でキリスト教を伝え,1552年に次の宣教地の中国大陸へ向かう途中,広東(かんとん)付近の小さな島で静かに生涯を終えています。

     志摩スペイン村にもザビエル城がありますが,フランシスコは城主の息子として何不自由ない裕福な生活を送り,夢多き青年でした。パリのソルボンヌ大学留学中に,同じスペインから来ていたイグナチオ・ロヨラに出逢います。そして彼の「たとえ全世界を自分のものにしたとしても,もし自分の心を失っていたら,どんな意味があるだろうか」との問いかけに応えて,二人はその後イエズス会という修道会を設立し,イエス様の愛の教えを知らせるため全世界に出かけていくことになるのです。

     フランシスコ・ザビエルは,日本の宣教の後,目指す中国を目前にしながら小さな孤島で生涯を終えましたが,アジアの国々への宣教の種はしっかり蒔かれていて,今も私たちは生命(いのち)をかけて私たち一人一人を大切にしてくださるイエス様の愛を知っています。468年前にフランシスコ・ザビエルが灯してくれたイエス様の私たちへの愛の灯は,確かに今もここ日本で燃え続けています。日本でもたくさんの殉教者が生命をかけて信仰を守り続けたのです。

     その神様からの贈り物の中で一番の贈り物は,私たちと同じ人間の姿で私たちのところへ来てくださった幼子(おさなご)イエス様です。そのイエス様をお迎えする時期advent(待降節)も昨日の日曜日から始まり,4週間のうちにアドベント・リースの4本のキャンドルの灯が一週間ごとに増えていきます。そしてイエス様は目に見える形ではなく,私たち一人一人の心に来てくださいます。それがクリスマスです!

     私たちがお正月に向けて一年の整理をしますように,クリスマスに向けてもイエス様に来ていただけますよう心の準備をしてまいりましょう。みなさんで行うクリスマス・キャロル合唱コンクールや,3限授業前の休憩時間のアドベント・リースの祈り(待降節の環の祈り)はクリスマスへのよい準備になりますので,「イエス様どうぞ私の心に来てください!」と心から願いを込めて歌いましょう。

  • 2017年12月02日2017年12月2日朝の祈り

    定期試験も昨日で終わりました。皆さん,お疲れさまでした。
    12月に入り,三重県では「年末の交通安全県民運動」が実施されています。年末は,交通量が増え,日没が早くなることから,交通事故が増加する傾向にあります。この運動は,県民1人ひとりが,交通安全の意識を高め,交通ルールを守り,正しい交通マナーの実践に努め,交通事故を防止していくことを目的としています。特に皆さんには,自転車乗用中に小さい子どもや高齢者との接触事故を防止することや,夕方から夜間にかけての交通安全を心掛けてほしいと思います。
    また,近年,事故の原因で多い「ながら運転」は,今の社会を象徴するものとなっています。電話1本,メール1本を「命」よりも優先させてしまうのは,現代人が情報に追い立てられているからこその現象です。
    調査研究によると,
    ・運転中に携帯電話を使用すると,運転者の反応に,血中アルコール濃度が0.08%に達した場合と同程度の遅れが生じる。
    ・運転中の携帯電話使用により,運転にかかわる脳の活動量が37%減少する。
    ・「ながら運転」による死亡事故を起こす割合が最も高いのは,20歳未満の若者である。
    ・携帯端末使用により,事故を起こす危険性が4倍高まる。 とのことです。
    この「ながら運転」―注意散漫という病の症状は,もっと大きな問題の一端にすぎないとの声もあります。人類は情報過多や生活上の雑事に忙殺されるあまり,あと1本メールを書き,電話を入れるためには,命の危険さえ顧みない段階に達しているというのです。
    情報洪水の現代で,「気が散る」のは仕方ないのか。注意力を取り戻し,注意散漫や集中力不足のために生活がめちゃくちゃになるのを防ぐには何をすべきか。
    それを実行する能力や知識は皆さんの頭の中にもちゃんとあります。

  • 2017年11月24日 2017年11月24日の朝の祈り

    カトリック教会では、11月24日を聖アンデレ・ジュン・ラク司祭と、その同志たち117人の殉教者のために祈る日と定めています。
    彼らは1839年に、当時のベトナムの王朝により首をはねられました。その時、日本は江戸時代の天保10年、中国では翌年にアヘン戦争が起こるという時期でした。ベトナムを植民地にしようとするフランスを警戒して、国王はキリスト教の宣教師や信者たちを迫害し、フランスの侵略を退けようとしました。それはまるでベトナム版”二十六聖人”、しかもその4倍を超える人数です。しかし、このような迫害は、かえってベトナムに攻め込む口実を与えてしまい、1887年にベトナムはフランスの植民地にされてしまいます。
     その後もさまざまな苦難を経験しつつ、現在ベトナムには800~900万人のカトリック信者がいるそうです。これは人口の10%を越えており、アジアではフィリピン、韓国に次ぐ信者数です。ちなみに日本は約44万人で、人口の0.34%です。
     

    では、彼らの奉納祈願を、試験前の皆さんに重ね合わせてとなえます。

    聖なる父よ、ベトナム殉教者を記念してささげる供え物を受けいれてください。困難の中にあっても、わたしたちがいつもあなたに忠実に従い、御心にかなう捧げものとなりますように。私たちの主イエス・キリストによって。アーメン。

  • 2017年11月22日2017年11月21日の朝の祈り

    “The important thing is not to win, but to take part.” In Japanese, this can be translated as「最も大切なことは、勝ではなく参加することです。」These famous words were said by Pierre de Coubertin, a Frenchman who lived over 100 years ago and who is known as the father of the modern Olympics. I listened to the same words on Saturday. They were said by one of the judges in his comments after a wonderful English speech contest at Sophia University in Tokyo I attended with one of our fifth-grade students, Maya Inoue, on Saturday. Of course, in a speech contest, in any contest, a few people win prizes, and most don’t. The people who don’t win may be very sad or unhappy, and maybe de Coubertin’s words don’t make them feel much better. But, as the speech contest judge told us, de Coubertin actually said more than just this one sentence. He also said, “The important thing in Life is not triumph, but the struggle; the essential thing is not to have conquered but to have fought well.” In Japanese,「人生において最も重要なことは、勝ことではなく努力することです。肝心(かんじん)なのは、勝利者になったということではなく、よく戦ったことなのです。」Listening to those words, I think that I would feel just a little better even if I didn’t win. We know that we cannot win all the time, but it still makes us sad if we don’t. However, we can certainly feel better if people around us know and recognize how hard we have tried. You have your next set of term tests next week, followed by the Christmas Carol Contest in December. Just ‘taking part’ in the tests or the carol contest without preparing isn’t enough. The important thing is the struggle(戦い)to learn and understand the things that will be in your tests, the struggle to work together with your classmates to sing in beautiful harmony. You can’t all be number 1 in your class or number 1 in the carol contest, but if you struggle enough, please believe me, in Life you will win.
    I’m going to finish with the Lord’s Prayer in English.
    Please close your eyes or say the prayer with me if you know it.

    Our Father who art in heaven,
    Hallowed be thy name.
    Thy kingdom come, thy will be done,
    On earth as it is in heaven.
    Give us this day our daily bread
    And forgive us our trespasses
    As we forgive those who trespass against us.
    And lead us not into temptation,
    But deliver us from evil,
    For thine is the kingdom, the power and the glory,
    For ever and ever,
    Amen

  • 2017年11月20日2017年11月20日の朝の祈り

     11月も半ばを過ぎ、冬将軍の訪れももうそれ程遠くない今日この頃です。皆さんは一週間後に後期試験を控えていますね。そんな折、「澄みきった冷たい空気の中、校内のあちらこちらで響く皆さんのクリスマス・キャロルの歌声が、何ともセントヨゼフらしい風物詩で、心温まる思いがします。」とコメントされる先生方の感想に私も100%同感です。

     いろいろな課題曲や自由曲を毎年繰り返し練習している皆さんは、自分でもびっくりする程たくさんのクリスマス・キャロルを覚えることになります。合唱コンクールで取り上げる曲はほぼクラッシックで、時代を超えて歌い続けられてきたイエス様の誕生を喜び歌う賛美歌です。ですからクリスマス・キャロルは単なる美しい歌ではなく、実はそれは「祈り」なのです。
     祈りとして一節一節の言葉の意味をよく味わって、今までも、そしてこれからもずっと歌い続けられていくこの古典音楽をより一層輝かせて歌うためのKeyとなるのは「祈りの心」です。
     幾世代に渡って、世界のあちらこちらで、皆さんと同じ世代の若者たちによっても歌い続けられてきたこのクリスマス・キャロルの伝統ある輝きを大切にしていきましょう!いろんな時代の、いろんな国の若者たちも共に声を限りに歌ってきたこのクラシックを、今皆さんも日本の三重という地で歌い続けているのです。時代や場所を超えてつながっていくのです。
     いろいろな学校で「合唱コンクール」を開催していますが、日本中で「クリスマス・キャロル合唱コンクール」を実施している学校はまれでしょう。もしかするとセントヨゼフだけかもしれませんよ。

     さて、先ほど私はKeyは「祈りの心」だと申しましたように、賛美歌として祈りの心で歌わないと、その歌声も歌詞も生きてこないのです。皆さんが歌うクリスマス・キャロルに息を吹き込み、その歌声にいのちを与えてくださるのは、次の聖書の一節です。
    ――ヨハネによる福音書3章16節――
     「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。」

     ここで言われる「世」というのは、私たち一人一人のことです。「独り子」はもちろんイエス様です。神様にとって何物にも代えられない、この上なく大切な存在であるイエス様のことです。信じがたいことですが、そんな大切なイエス様を私たちのために送ってくださったのです。それがクリスマスです。さまよい迷う人類に、生きる道、真理、生命を与えるためにイエス様を贈ってくださいました。
     その神様の私たち一人一人への大きな愛、慈しみをお祝いし、喜びのうちに感謝を捧げる賛美歌がクリスマス・キャロルなのですから、皆さんが力一杯それを歌う時、そこに神様からのすてきなプレゼントへの大きな喜びと、心からの感謝の想いがなければ、どんなに美しく歌い上げても、一味足りなくなってしまいます。

     中間試験が終われば、12月12日の「クリスマスキャロル合唱コンクール」を目指してまた練習が始まります。そして完成間近の仕上げへと持っていく時にも、この「喜びと感謝」の祈りの味付けを忘れないで完成させていってください。楽しみにしています。

  • 2017年11月17日2017年11月17日朝の祈り

    校舎に聖歌が響く季節となり、クリスマスの訪れを感じるようになりました。
    クリスマスの前に、本校では毎年クリスマスページェント、キリストのご降誕を祝う聖劇が行われます。私は毎年その美しさに心を奪われると同時に、なぜ救い主がお生まれになってからも人々の苦しみや悲しみが消え去らないのだろうと疑問に思ってしまいました。
    その疑問を数年前にシスターにぶつけたところ、次のようなお返事が返ってきました。「クリスマスページェントの朗読にもあるように、キリストは今も私たちの中に生きていて、絶望の中にあっても、善意の人々を通して、希望をもたらされるのです。」また、ある神父様が書かれた本には「神は、必ず人をとおしてはたらかれる」という言葉がありました。苦しみや悲しみの中にあっても、決して苦しみや悲しみだけでなく、希望が人を通してもたらされると、ということです。その御言葉の通りであるならば、私たちは日々、人との関わりの中で神の愛に触れているのだと思います。苦しみや悲しみの中にある時に、誰かから受け取るあたたかい言葉、元気のない友だちや家族に私たちが寄り添う時、そこには神様の愛がはたらいているのではないでしょうか。私たちが今日もたくさんの愛を届けることができますように、共に主の祈りを唱えましょう。

  • 2017年11月16日2017年11月16日朝の祈り

     私は,11月11・12日に東京の国連大学本部で開かれた第11回全日本高校模擬国連大会参加者の引率に行かせていただきました。この大会は、世界中で行われている模擬国連大会のなかでも最高レベルだそうです。日本全国から選ばれた86チーム。三重県では本校のみが参加し,東海地方では海陽高校や滝高校,関西では灘高校,関東では渋谷教育学園高校,早稲田本庄高校,お茶の水女子大学附属高校,桜蔭高校などのそうそうたる顔ぶれの高校生が集まりました。
     模擬国連とは,参加者が担当した国の大使になって,国として達成したいことがらを主張し,他国と交渉しながら議題に沿った決議を採択していくというものです。
     公式言語は英語で,それぞれの国の主張をスピーチします。ヨゼフ生の主張内容、文法、発音は言うに及ばず、スピーチする姿も大変立派で、参加校の中でもトップレベルの出来でした。最終的には、最優秀賞を受賞することになったリーダーが率いるグループに所属し、話し合いの中でしっかりと役割を果たすことができました。
     この大会では、英語力だけではなく、日頃から蓄えてきた知識、さらにはコミュニケーション能力、交渉力が要求されます。自発的に応募するチャレンジ精神も素晴らしく、セントヨゼフでの5年間の学びが、この様な形で発揮されたことは、大変嬉しく思いました。
     皆さんも、毎日の一時間一時間の授業を大切にし、持てる力を高めて行ってください。
    では,今日も良い学びができますよう,主の祈りを唱えましょう。

  • 2017年11月10日2017年11月10日朝の祈り

    今朝も、教室から綺麗な歌声が聞こえてきました。クリスマスを待つこの期間は、セントヨゼフの一年の中で私の一番好きな時間です。どうぞ心を合わせて、みなさんのクラスでしか出せない唯一のハーモニーを作り上げてくださいね。
     私は、この夏に5年生の11名の生徒達とともに、フィリピン研修に参加しました。これは、5年生に用意されたプログラムで、英語の研修であると同時に、みなさんからお預かりした大切なウォーカソンの募金を直接、セントハンニバル校にお届けするという、もう一つの大きなミッションもありました。10月にウォーカソンを行うにあたり、参加した5年生が渡り廊下にその時の様子を掲示してくれましたので、おそらくみなさんも読んでくださったことでしょう。それを見て、何かを感じましたか。子ども達の輝く笑顔や、夢を持ち精一杯生きる姿がみなさんに届いたでしょうか。
     私は直接、セントハンニバルの子ども達に会った瞬間に、「ここの子ども達は今を、この時を、生きている!」と感じました。貧しい生活を強いられる現実に決して負けているのではありません。厳しい現実であるからこそ、むしろ家族や仲間を思い助け合って、絶望ではなく未来に夢を持って生きている姿を見て本当に感動しました。
     場所は変わり、日本においても東北釜石で被災された方々や大阪・釜ヶ崎の路上で暮らす方々とお会いした時も、同じことを感じたのを覚えています。目の前の苦しい現実はそれぞれ違いますが、それを理解し、受け止め、自分の中で消化して毎日を過ごしておられます。その中には、寂しさや悲しさを超えた、優しさや強さがありました。
     今年、私たちは全国高校生ボランティアアワードで賞をいただきました。もちろん、これを励みに皆さんは、ますます積極的に活動をしていくことでしょう。どんな活動においても、相手の立場を想像し、思いやることはとても大切です。と同時に、直接自分の目で見て、自分の耳で聞いて初めてわかることもあります。クリスマスシーズンを迎える今、どのように自分を役立たせることができますか。是非考えて、実行していきましょう。
    それでは今朝もご一緒に、「主の祈り」を唱えましょう。