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  • 2011年10月31日2011年10月31日の朝の祈り

    明日、11月1日の"All Saint's Day"の前夜祭として、今日10月31日はHalloweenですね。アメリカでは、たくさんのjack-o'-lanternに火が灯され、子供たちがいろいろのコスチュームをつけて、"Trick or treat!"と、ご近所を回ることでしょう…

    さて今朝は、"awakening"についてお話してみたいと思っています。「目覚め」「覚醒」という意味です。しかも、ただ眠りから目覚めるということに留まらないで、今まで気づいていなかったことに気づいていくことについて考えてみましょう。

    皆さんの中で、事務所前に最近掲げられた額に気づいた人は何人いるでしょうか。しかも、そこに記されている文字を、何人の人が読んでいますか。その上、その文面を何人の人がじっくり味わってみたでしょうか。

    これは、セントヨゼフ女子学園の創立50周年記念にいただきました、ハワイの聖ヨゼフ会のシスター方からのプレゼントです。

    まだawakening, 気づいていない人のために、ゆっくり読んでみます。

    Be it known to all who enter here that
    CHRIST
    is the reason for this school.

    He is the unseen but ever present teacher in its classes. He is the model of its faculty and the inspiration of its students.

    Author Unknown

    額の下には日本語訳があります。
    『セントヨゼフ女子学園に来られるすべての方に、キリストがこの学園の存在理由であることをお分かりいただけますように。キリストはその姿こそ見えませんが、いつもクラスにいてくださる師です。キリストは教師にとってはモデルであり、生徒にとってはインスピレーションとなる方です。』~作者不詳~

    セントヨゼフのメンバーである私たち一人ひとりが、どなたが作者か知られていない、この言葉の深い意味を味わっていけますよう、"awakening", 目覚めていければと望んでいます。

  • 2011年10月29日2011年10月29日の朝の祈り

    今日29日と明日30日の2日間、セントヨゼフの2度目の「中学入試説明会」があります。たくさんの小学6年生の生徒と、その保護者の方が来校されます。「本当に、よくいらしてくださいました!」と言う、おもてなしの心と笑顔(Sunny Smiles)でお迎えいたしましょうね。

    一昨日の、岐阜県私立高等学校の教頭先生方の視察訪問では、授業中皆さんはわざわざ後を向いて、お越しいただいた先生方にすばらしいご挨拶をしてくださったようで、授業見学の後の質疑応答で「しっかり挨拶をいただき、とても感心しました。どのように指導されているのですか」と、驚きと喜びの質問をいただきました。私も、皆さんのすばらしさが輝くことができ、とても嬉しく思いました。Keyは、「おもてなし」:相手の方に喜んでいただきたいという「心」ですね。この2日間も、授業やクラブ活動を見ていただく時、皆さんのすばらしさが一段と輝くよう応援しています。

    さて、今週の月曜日にお話しました、私たちの姉妹校、San DiegoのAcademy of Our Lady of Peaceからのお手紙が、次の日、火曜日に届きました。今、2階の通路にある、いつもの学園会の掲示板をお借りして貼ってあります。国際交流の先生の暖かい心づかいで、中学生の皆さんでも理解できますようにと、いくつかの難しい単語は、意味を調べて添えてくださっていますので、ぜひ原文を読んでみましょう!"Hope Garland"「希望の冠」とでも訳しましょうか。OLPのCommissioner of Social Justice:社会正義委員会が呼びかけて、数週間のうちに twenty five hundred dollars, $2,500を集めてくださったのです。

    姉妹校であることを深く意識してくださって、東日本の復興への希望の一助として、"Wave of Hope"と言うタイトルで「希望のうねり」を届けてくださいました。その根になっているところが、同じスポンサー(設立母体)であるカロンデレットの聖ヨゼフ修道会の目標なのです。"To Love and Serve Your Dear Neighbor"「あなたの隣人を愛し奉仕しなさい」と諭されたイエス様の心が生きているのです。「隣人」という時、単に近い人という意味ではありませんね。私たちの助けが必要な方、私たちがサポートできる世界中の方々を指します。私たちは皆、神様にいのちをいただいた一つの地球村のメンバーであり、互いに隣人なのです。OLPの生徒の皆さんは、その眼差しで今、サポートが必要な日本の人々を支えたいと行動してくださったのです。

    写真にもありますが、色鮮やかな千羽鶴を飾ったのは、OLPの生徒が広島の被爆者・佐々木禎子さんのお話を知っているからです。"Sadako and the Thousand Paper Cranes"というノンフィクションの小説は、おそらく日本国内より世界中でとても有名になっています。とても明るく元気だった禎子さんに、突然白血病の症状があらわれます。彼女は千羽鶴を完成できたら必ず元気になれると信じて、「生きたい!」という想いから、一生懸命鶴を折っていきます。しかし、やっと644羽を折り終わったところで、天国に召されてしまったという実話です。その後、禎子さんのご家族とお友達が、原爆のない平和な世界を願い、千羽まで鶴を折り続けて、禎子さんの夢を実現します。そしして、この子供たちが安心して成長できる平和な世界への祈りは、禎子さんの想いを中心に、今も全世界で続けられているのです。

    姉妹校であるOLPの皆さんの優しい心に感謝しながら、手紙を読んでみましょう!そこから生まれてくるあなたの"Do!"行動は何でしょうか。

  • 2011年10月28日2011年10月28日の朝の祈り

    Many of you probably know that I come to school by bicycle almost every day. I come by bicycle when it is sunny, when it is raining, when it’s hot and when it’s cold. I live quite close to this school, so it doesn’t take me a long time to get here, and I really enjoy riding my bicycle every day. I used to play sports when I was younger, but I don’t do any sports now, so riding my bicycle is a good way for me to get some exercise. I know a lot of you come to school by bicycle, too. I think that’s a great thing – it’s healthy and it’s good for the environment, too. However, sometimes I get worried when I see students on their bicycles. I worry when I see a student listening to music when they’re riding. I worry when I see a student talking with their friend on their cell phone or sending an e-mail when they’re riding. I worry when I see students riding next to each other, even on very small roads, talking to each other and not looking at the cars or other people. I worry when I see students riding their bicycles on the road at night without a light. The students I see are usually not from this school, but I’m sure some of you do these things, too. Why do I worry? Well, when you ride a bicycle, there are two big dangers. One danger is the danger to you from cars, trucks and buses. They are of course bigger and much, much stronger than you and your bicycle. Most people drive very carefully, but a few people don’t. If they hit you, you will be badly hurt at the very least. The second danger is the danger from your bicycle to people walking. If you hit them, they may be badly hurt, or even worse. To ride safely, you need to use your eyes and ears all the time when you’re riding.
    I know you don’t want to think about accidents. It isn’t nice to think about being hurt or hurting other people. When we’re young, we all think that we’re like Superman. Nothing can hurt us. Unfortunately, bad things do happen. You can get hurt. You can hurt other people.
    My message to you this morning is this. Your life is precious. Other people’s lives are precious. Please, please, take care when you’re on your bicycle.

  • 2011年10月27日2011年10月27日の朝の祈り

    今日は、2年生が取り組んでいるボランティアについて紹介します。

    現在中学2年生は、岩手県宮古市の「障害者福祉施設」10ヵ所、岩手県山田町の幼稚園・保育所3ヵ所へのボランティア活動に、微力ながら取り組んでいます。

    そんな支援をしているひとつの幼稚園から、先日便せん5枚にわたるお手紙をいただきました。
    2年生の皆さんには、すでに紹介したものですが、「多くの方に伝えて欲しい」ということなので、この場を借りてご紹介します。


    岩手県・山田町は海のきれいな町です。その海を見る高台に私たちの山田幼稚園があります。ですから津波と火災で山田町の姿はなくなりましたが園舎は無事でした。ただ建物が古いのでホールの基礎が下がり、床がゆがんでいます。外壁には多数大きなヒビが入っています。
    園には職員3名と園児2名がいました。降園後でしたので2番バスを待っていた子たちです。園に残った5名は園庭に逃げ、町をのみこむ波、そして打ち上げ花火のように大きな音と炎を見て、とても怖かったそうです。指定避難場所に行き、そのまま夜へ…
    保護者はガレキの中を歩いて、夜の10時頃迎えに来てくれました。1番バスにも2名残っていました。降ろす場所はほんの目の前でしたのでそこへ向うと前から波が来て急いで戻り、途中逃げているお年寄りを20人くらい乗せ、山へバスを走らせました。服がぬれている方もいましたので、家々に協力してもらい毛布を集め、その夜はバスの中で一晩すごしました。子供たちの家族はガレキの中を歩いて朝5時頃、迎えに来てくれました。運転手と先生は道なき道を歩いて歩いて、園に戻りました。一晩を共にしたお年寄りの方々から後に、「バスの中は暖かかったので助かった。ありがとう」と手を合わせてくれました。怖い思いをした子はいたものの、園児もそして保護者も無事でした。家が流されたり、親の職場がなくなった子もいます。
    避難所では他人と共同スペースで、「プライバシーがない」「子供がうるさい」と苦情を言われ、「その中で生活していくうえで役割り分担も大変」とお母さんたちは口にしました。また祖父母宅へ避難しても、今までと生活時間が違う、姑と孫のしつけについて、居場所がない等、ストレスを感じると相談されました。それが夏休み中には、全員仮設住宅に引越し、何よりお母さん方が「落ち着いた」「自分の場所がある」と笑顔になってくれたことがうれしいです。子供たちは「自分の家」ができた喜びと家電の新しいことが自慢のようで、得意気に教えてくれます。
    子供たちは元気です。先日運動会を終えたばかりですが、まだその興奮さめず、走りっこをして勝敗を楽しんでいます。公園もなくなり、出かける所もありません。子供たちが遊ぶ場所、身体を動かすところがなくとてもかわいそうです。行事が中止になることも多く縮小することもありますが、今回運動会ができて本当によかったです。
    子供たちと一緒に楽しいことを捜していきたいと思っています。
    ご支援いただいた皆さんに、山田町が、山田幼稚園の子供たちがどういう状況なのか知ってほしくて、また知りたいだろうと思い、気持ちのままにペンをとりました。
    私たち山田幼稚園のこと、岩手県山田町のことをまわりの方々に伝えて下さい。そしてこの震災で考えたこと、感じたことを大切にこれからの人生に役立ててほしいです。


    こんなお手紙を読み、私達はじっとしていられなくなりました。現在、「動くおもちゃ」を制作中です。また、「春に咲くチューリップなどの球根や花の種」を集めており、少しずつ集まっています。この放送を聞いてご協力いただけるようでしたら、2年生のLHR係までお願いいたします。
    震災に遭われた子供達が楽しい毎日が過ごせますよう祈りましょう。

  • 2011年10月26日2011年10月26日の朝の祈り

    みなさんは本居宣長という江戸時代の国学者のことを知っていますか。本居宣長は歴史の教科書にも載っていますし、松阪の人ですからたぶん知らない人はないでしょう。では、もう一人、南方熊楠(みなかたくまぐす)という人は知っていますか。南方熊楠は明治から昭和の時代に活躍した博物学者で、イギリスの大英博物館でも研究をしたという和歌山県の人ですが、一般にはあまり知られていないかもしれません。
    今朝私は、この二人がどんな偉人なのかということをみなさんに紹介するのではありません。私が伝えたいのは、この二人に共通する子ども時代のすごしかたです。

    本居宣長の記念館は松阪のお城の近くにあります。社会見学などで記念館を訪れたことがある人はけっこうあるかもしれませんね。でもそこに展示されている資料はとても地味なので、あまり印象に残らなかったかもしれません。私がその記念館を訪れてびっくりしたのは、本居宣長が子どもの時模写した地図や書物です。細い筆で小さな字がびっしりと丁寧に書き写されていました。

    南方熊楠の記念館は和歌山県の白浜町と田辺市にあります。そこには南方熊楠が子どもの時に毛筆で当時の百科事典を書き写したものが展示されています。文字はもちろん、絵もすべて寸分違わずに模写されていて、私は感動してしばらくその資料に見入ってしまいました。

    本居宣長の江戸時代はもちろん、南方熊楠の明治時代にも現代のようなコピー機などはありませんし、書物は大変高価ですから子どもが買えるものではありません。彼らはその資料がどうしても見たかったし、手元に置いておきたかったので、持ち主から借りてきて、自分で書き写すしかなかったのです。
    彼らのすごいところは、2人ともほぼ10歳から15歳までの5年間、ずーっとその模写をし続けたところです。この10歳から15歳までという期間はとても重要です。脳が発達途中のこの時期に何か自分の興味のあることについて、丁寧に資料を書き写していると、そこに書かれている知識はすべて脳の中にも書き込まれていきます。

    15歳まで、というと高校生の皆さんはもう遅いのかといえば、そうではありません。15歳までよりは若干効率は落ちるかもしれませんが、まだまだ脳は若いので大丈夫です。
    大切なのは、年齢にかかわらずそのときそのときに自分が興味を持っている分野については、とことん調べるべきだということです。学校で教えてもらうことだけで満足していてはいけません。興味のあることについて徹底的に自ら学んでいくと、一つ一つは元素のように断片的だった「知識」があるとき化学反応して、新たな化合物である「知恵」が生まれるのです。

  • 2011年10月24日2011年10月24日の朝の祈り

    今朝は、カリフォルニアの皆さんの姉妹校Academy of Our Lady of Peace, 略してOLPと呼んでいる生徒の皆さんからのメッセージをお伝えしたいと思っています。

    毎年カロンデレットの聖ヨゼフ修道会がスポンサーシップをとっている学校の校長会議が、ロサンゼルス管区内でもたれています。私が参加するようになってからは、一昨年はConcordのCarondelet High Schoolで、昨年はLakewoodのSt.Joseph High Schoolで、そして今年はSan DiegoのOLPと姉妹校の間で持ち回っています。OLP…"Our Lady of Peace"と言いますのは、「平和をもたらされるマリア様」の称号です。

    ちなみに、San Diegoという地名はスペイン語で、英語ではSt.James、聖ヤコブの意味です。カリフォルニアには昔、宣教師が一日一日と北上していく時に、その地に聖人の名前をつけていったのです。Santa Barbara, Santa Monicaもその一例ですし、皆さんが一番よく知っているのが、北のSan Franciscoですね。アメリカ西部の開拓時代の名残りが、スペイン語として地名に表れています。4校のうちのもう一校は、InglewoodのSt.Mary's Academyです。皆さんのカリフォルニアの姉妹校は4校もあるのですね。

    さて、前置きが長くなりましたが、今回San DiegoのOLPを訪問して、とても心打たれたことがありました。それは遠く離れたこの地にも、東日本大震災で被災された方々への深い思いと祈りがあったのです。OLPのキャンパスは、スペイン風のたたずまいで、とても美しく自然が豊かでした。そのセンターにあるテラスのような広場に、たくさんの千羽鶴が飾られていたのです。その一つ一つには、生徒一人一人の祈りが込められていて、毎週火曜日には有志で祈りの集いを行っているそうです。そしてOLPの校長のSr.Doloresから「生徒たちからの心です。セントヨゼフの生徒と被災地の方々のために使ってください」と、$2500の小切手をいただいてきました。思わぬところで祈っていただいていたことを知るのは、とても嬉しい驚きですね。思いを込めて、気づかっていてくださる方の存在は、本当に力強い支えです。

    私はすぐにこの$2500を被災地にお送りすることもできると思うのですが、ただ義援金としてお送りするのではなく、皆さんも現地に行って、その方々と共に復興への道のりを少しでもお手伝いすることができればと、望んでいます。

    現状を見て、そこから何かを学び、次の行動につなげていくことは大切なことです。今から生徒の皆さんが主体性をとって、この$2500を使って一番意味のある支援は何なのか、OLPの生徒の皆さんの優しい心に、どのようにお応えできるのか、ご一緒に考えていきたいと思っています。

    具体的には来年の夏休み、被災地訪問ということも一案としてありますが、それが可能かどうかも、皆さんがいろいろ情報を集めて可能性をひとつひとつクリアして計画を立てていくことが大切だと思っています。自分だったら何ができるのか、考え始めてみてください。それがクラスでの話し合い、そして学校として、学園会での話し合いへと発展していけるといいですね。

    少し目を閉じて、まだお会いしたこともない、Our Lady of Peaceの生徒の皆さんに心からの「ありがとうございます!」を発信いたしましょう。

  • 2011年10月20日2011年10月20日の朝の祈り

     10月20日は皇后陛下、美智子様のお誕生日だそうです。
     セントヨゼフの歴史には、美智子様つながりで伝わるエピソードがあります。もう50年ちかく昔のことですが、美智子様のご学友が初代校長シスターアーミナの秘書をつとめていらしたことから、皇太子ご夫妻が伊勢神宮を参拝された折、ご夫妻を乗せた列車が本校の東を通る際、校舎の屋上から旗を振ってあいさつする生徒たちのために、美智子様は列車のスピードをゆるめるよう頼んでくださった、というものです。
    天皇ご一家について、きれいなお召し物や優雅なお暮らしをうらやむなど、少々意地の悪い見方で評価する意見をインターネットで目にすることがありますが、常に多くの人の前に立ち、日本人の象徴として模範的に振る舞い、尊敬を集めることを求められ、これに応え続けるのは同じ人間としてはとても大変なこと、真似のできないことだと思います。細やかなお心遣いについてのエピソードは数知れず、今年は東日本大震災で被災した人びとを一人でも多く励まそうと何度も東北をたずねられ、痛めた膝を体育館の床について声をかけられたそうです。お疲れが出たのか,おつとめを減らされたというニュースもありました。今日、77歳をお迎えになる一人のすばらしい女性に素直にお祝い申し上げたいと思います。

  • 2011年10月19日2011年10月19日の朝の祈り

    先週の土曜日はウォーカソンでしたね。生徒の皆さん、同窓生の方、本当にたくさんの方々が雨の中10kmを歩くことができました。毎年のことながら、こんなにたくさんの人が思いを1つにして、一緒に歩くには、全国の学校のどこを探しても、ここヨゼフくらいではないでしょうか。一人一人が、東日本やシエラレオネとつながりを強く感じたことと思います。私も例年以上に一歩一歩に思いを込めて歩きました。また、日頃はなかなかできない、ゆっくり考える時間をいただくことができ、感謝しています。まだまだ震災のニュースが途絶えることはありませんが、ウォーカソンのように、私たちが毎日思いを寄せることはなかなか難しいことです。でも、復興には何年も何年も時間がかかります。特別な場合だけでなく、時折東日本の方々と思いをともにすることができるといいですね。

    さて、皆さんは今年度のベルマーク委員会の目標を知っていますか。できるだけたくさんのベルマークを集めて、それをすべて東日本の学校教育施設に送ろうと頑張っています。これには皆さんの協力が必要です。ベルマークを見たら、「あつ、この1点が1円に、このベルマークが東日本の学校の机になる」と思ってください。日常生活の中で「う~ん面倒だな」と思わず、是非小さなベルマークをクラスのボックスに入れてください。小さな小さなことですが、ちりも積もれば…です。よろしくお願いします。

    こうして小さな目立たないことに気をつけていることが、物質的な意味だけでなく、東日本の方との心のつながりにもなるのだと思います。

    今日もよい1日でありますように。

  • 2011年10月18日2011年10月18日の朝の祈り

    10月も半ばを過ぎ、秋本番ですね。10/27~11/9まで、全国的にも読書週間として、本を読むことが勧められています。本校でも、この期間は1人3冊まで貸し出しますので、是非たくさん借りに来てください。

     さて、今年の読書週間の標語は「信じよう、本の力」です。
    本の力っていったいどのようなものなのでしょうか?みなさんには力になったと感じられる本との出会いはあったでしょうか?

     今、その本のタイトルがぱっと頭に浮かんだ方はすばらしいですね。多分、その本は生きる上での力となってくれていることでしょう。力とまでいかなくても、本が気分転換になったり、元気を与えてくれたりした経験は、みなさんあると思います。これは最近、私が経験したことなのですが、プレゼントされた本にお手製のしおりがはさんであって、そのページを開けてみると、その時の自分にとって必要な言葉が並んでいました。もちろん、その内容にも感動しましたが、なにより、その方のさりげない、やさしい思いやりが私に力を与えてくれました。

     もしかしたら、この放送を聞いているみなさんの中に、自分で小説などを書いてあたためている人がいるかもしれませんね。創作活動をすることによって、自分の力を伸ばしている人もいるかもしれません。

     本の力といってもさまざまです。いろいろなとらえ方があっていいと思います。ただ、中学生の今、高校生の今という時期にしか出会えない本があります。やわらかな感性を持っている今、たくさんでなくてもいいので、心から感動できる本と出会ってください。そして、その読書体験がみなさんの将来の力となっていきますように…。

  • 2011年10月17日2011年10月17日の朝の祈り

    先週、水曜日の講話は、校長先生に代わり学園会役員が「目標について」「挨拶について」「ウォーカソンについて」を同じ生徒の立場から、役員の皆さんがそれぞれ役割分担しながら全校生への呼びかけをしてもらいました。
    学園の代表として、今までの経緯や状況を踏まえて、こうして欲しい、こうあればいいなという思いをきっちり伝えることができたと思います。ありがとうございました。
    これから大切なことは、皆さんが選んだ代表である学園会の人たちの思いを、一人ひとりがどのように受け止め、どのように行動していくかということが大事だと思います。

    「挨拶」のことが触れられていましたが、私もこの「挨拶」は大切だと思います。一言挨拶を交わすことで、その人の体の調子や心の様子まで推し量ることもできます。また、その人が所属している活動の内容や指導者、先輩との関わりなどもみえてくることがあります。

    先日、松阪のある中学校に訪問した時のことです。駐車場から校舎に向かう途中、沢山の生徒の皆さんがどこの誰ともわからない私に大きな声で「こんにちわ」と、中には帽子も取り、立ち止まって挨拶をしてくれた生徒さんもあり、すがすがしい気持ちになりました。
    そして、この「挨拶」という小さな行為から、私はその学校に興味を持ちHPを開いてみました。シンプルながら生徒の皆さんの部活動の成績や行事への取り組み、生徒会活動など、それぞれに一生懸命で生き生きとした活動の一端がHPからも伝わってきました。

    来週の木曜日には、岐阜県から12名の教頭先生が本校にお見えになり、午後の授業を一部見学される予定もしています。皆さんのさわやかな挨拶で、岐阜に帰られた後思わず本校のHPを開いていただけるようなヨゼフ生としての凛とした立ち振る舞いを期待しています。

  • 2011年10月13日2011年10月13日の朝の祈り

    先週は定期テストでしたが、結果はどうでしたか。良かった人もそうでなかった人も結果を受け止め、次につなげましょう。
     さて、6年生の皆さんには、夏休み前から、朝、国語常識のテストを実施しています。
    その採点をしていると、時々、すばらしい解答に出会います。たとえば、「依存する」という言葉の対義語を出題したときのことです。1枚の解答用紙に英単語が書いてありました。初めはなぜ英語が書いてあるのだろうと思っていましたが、よく見ると、その人は「依存」を英語に直し、英語で対義語を考え、それを日本語に直して答えたようなのです。また、四字熟語を出題したときには、漢文の返り点を打って考えてある解答もありました。つまり、それらの解答を書いた人は自分のやり方で考えて解答を導いたのです。
    わたしはこの解答をすばらしいと感じました。なぜなら、今までに覚えた事柄を、科目を問わず自分のものにしていると感じたからです。今、皆さんはたくさんのことを暗記していると思います。先週の定期試験でも、数学の公式も歴史の年代も英単語も古文単語もいっぺんに、とにかく暗記したことでしょう。でも、単に暗記するだけで終わってしまってはいけないと思います。それらを自分のものにし、総合的にリンクさせて考えられるようになって初めて学力となるのです。
    私は、たくさんのことを知っている人がすなわち賢い人だとは思いません。知らないことでも考えて何とかする力を持つ人が賢い人だと思います。みなさんも、これからどんどん考えて、思考力を伸ばしてください。

  • 2011年10月07日2011年10月7日の朝の祈り

    中学生は昨日で、高校生は今日、定期試験が終了です。先日S斎藤がこのお祈りの時間にお話しがあったように、「頑張った」でしょうか?
    さて、朝晩涼しさを通り越して、『寒く』なってきました。北海道や富士山・標高の高い山々から「初冠雪」の便りが届いています。

    今朝は、もう2カ月も前の話ですが、私の8月についてお話しします。
    8月5~6日に広島平和祈願ミサにあずかり、7日はヨゼフの講堂で教区の平和祈願ミサと映画「ゲイト」を鑑賞しました。10日~13日には岩手県釜石でのボランティアをさせていただき釜石教会で朝晩「祈りの集い」に参加しました。
    例年になくこの8月は「祈り」の月でした。
    特に、広島・釜石での体験で、純粋に人のために祈る事ができました。私・家族を超えて祈る事ができました。

    来週、ウォーカソンです。シエラレオネや大震災で被災された方々のために、私たちは何ができるのか、また、何をしなければならないのか。今一度自分の心に問かけてみてはどうでしょうか。
    この思いをマリア様への取り次ぎを願い「アベ マリアの祈り」を唱えましょう。

    昨日は3年生、今日は4年生の皆さんが「レッツ エンジョイ イングリッシュ」で小学校を訪問してくれます。ありがとうございます。

  • 2011年10月06日2011年10月6日の朝の祈り

    私は、9月1日にお話ししたように、夏休みにカリタスジャパン釜石ベースキャンプでボランティア活動をしました。その時、一番衝撃を受けたのは、大槌町にある大槌小学校へ行ったときのことです。学校で毎日を過ごしている私にとって、学校は非常になじみのあるところです。その学校へ入ってみると、爆撃を受けたあとのように教室がこわれ、いろいろなものが泥だらけで散乱していました。言葉よりも、涙の方が先に流れ出てきました。 
     このような体験を通して、今年のウォーカソンをセントヨゼフで例年になく、力を入れたいと思いながら三重県へ帰ってきたのでした。そして、先日、10月2日の日曜日に私たちの学校に先立ち、センヨゼフ女子学園関東支部が19回目のウォーカソンを行いました。42名の卒業生が来てくださり、多摩川沿いを歩きました。東京近郊に住んでいる卒業生達は、もう19年も、みなさんのウォーカソンを陰ながら支援してくださっています。本当に卒業生達のご協力に感謝しています。

     有名なマザーテレサは次のような言葉を残されています。

    人生は愛すること。そして、愛されることの喜びそのものです。愛は「与えること」で、一番よく表現されるのです。そして、いま、学びにある あなた方は、この「与えること」が痛むまで「与えること」を学ぶのです。なぜならば、これこそが本当の愛の証だからです。【引用】

    と言っておられます。
     
     マザーテレサが言っておられるように、痛むまで「与えること」をこの学校にいる間に学んでほしい思っています。どうか、10月15日のウォーカソンには一人でも多くの人が
    歩いて下さるように願います。

  • 2011年10月05日2011年10月5日の朝の祈り

    今日はテスト二日目です。昨日の出来具合はいかがでしたか。皆さんは毎回、どのような気持ちでテストに臨んでいますか。
    先日、国語の授業で森本哲郎さんの「生き方の研究」という文章に出会いました。そこには、どのような人が「よき人」で、どのような人が「おろかなる人」なのか兼好法師の考え方が示されています。兼好によると、「よき人」すなわち理想的な人間とは、知識ではなく、教養を身につけた、すくなくとも身につけたいと、それを心がけている人のことであり、「おろかなる人」とは下品な人間、落ち着きがなく、無遠慮で、口が軽く、知ったかぶりをし、自己顕示欲が強く、そして「名利に使われて、閑(しづ)かなる暇(いとま)なく、一生を苦しむる」そのような人間である、というのです。       
    では、人間にとって一番大切な教養とは何でしょうか。容貌が立派であることは望ましいけれど、それは天から与えられたもの、したがって、どうすることもできません。そして、心は賢くなろうと心がけさえすれば、いっそう賢くなれるはず。兼好によれば、教養の第一条件は、そのように賢くなりたいという向上心である、と森本さんは述べています。しかし、兼好は教養の中身よりも、身につけた教養がどのような姿で外にあらわれるかをさまざまに取りあげており、その一部が紹介されていました。
    また、齋藤 孝さんも「知的勉強法」という本の中で、「人格と勉強は関係ないように思われますが、私は、人格と学びの心は切り離せないセットの関係だと思っています。そもそも、私の考える人格とは、前向きで建設的なものです。他に対して心を開き、自己中心性から離れていられる、つまり自己チューではないことが人格の大事な要素です。そして、その中心に勉強する心があるのだと思います。『人としての人格』は生まれつきというよりは、この世での学びによって練られ向上していくものです」と、同じことを述べています。
    今日のテストで、どれだけの知識が身についたかをはかることはできますが、知識の積み重ねだけにとどまらず、ぜひ身につけた知識を教養という形に置き換えてください。そして、人格の向上を目指す中、勉学に励んでほしいと思います。
    これまでの自分に自信を持って、今日のテストに臨めるように、しばらく目を閉じて祈りましょう。

  • 2011年10月04日2011年10月4日の朝の祈り

    10月に入って本当に涼しくなってきました。窓を開けると甘いキンモクセイの香りがただよってきます。私たちの学校にも、東館前の駐車場、新館と理科棟の間等にキンモクセイが満開に咲いています。夜遅く学校から帰るとき、このキンモクセイの香をかぐと疲れが飛んでしまうほど私はこの香が好きです。はぎの花も事務所前の庭に咲き誇っています。土手にはまんじゅしゃげ、彼岸花の花が真っ赤に咲いています。お墓に咲いていることから少しいやがられることもありますが、真っ赤に土手を埋め尽くすほど咲いている彼岸花をみるのも、私は好きです。彼岸花は面白い花で、今皆さんは茎と花しか、目にすることができません。葉は花が終わってから出てくるのです。夏の花から、秋の花に確実に変わりコスモスも咲きススキも穂を出しました。季節を感じさせる野の花、こころをおだやかにさせてくれます。色々悩んだり、疲れて沈み込んだりしても、かわいい季節の花をみると、私は癒されます。先日もどてに真っ赤に咲き誇る彼岸花をみたいため20分ほどドライブしました。「秋だ」と本当に思ってしまいました。皆さんの教室の花は枯れていませんか。しおれた花は寂しいですよ。
    いよいよ今日から第2回定期テストです。こころ落ち着けて、最後まで全力をつくしましょうね。ほんの少しの間目を閉じて心おちつけましょう。甘いキンモクセイの香りがしませんでしたか。

  • 2011年10月03日2011年10月3日の朝の祈り

    10月15日のウォーカソンに先立って、昨日は東京で50名近い卒業生によるウォーカソンが行われました。1期生から47期生まで「セントヨゼフ」という名のもとに一つに集まってくださいました。私たちと同じ意向で、集めた寄付金は皆さんのものと一つにして、東北とシエラレオネにお贈りすることになります。津からはシスター2名が参加してくださいました。

    さて、明日から第2回定期試験が始まりますね。「がんばってください!」と言うのは簡単ですが、「がんばってね」と言った人も、言われた人も、何をがんばるのかはっきりしているでしょうか。「高得点をとって、好成績を目指してがんばります」というのも一つのゴールでしょう。
    でも、どうして好成績を目指すのでしょうか。
    「それはよりよい大学に合格し、よりよい企業に就職するためです」
    では、どうしてよりよい有名企業でないといけないのですか。
    「それは、よりよい企業に就職して、安定した生活をするためです」
    この問答の鎖は延々と、どこまでも続いていきます。人は、確かに揺るがない安定したものを求めて生きています。しかし、3年前の2008年9月15日のリーマン・ブラザーズの突然の経営破綻から大揺れに揺れ続いている世界経済を始め、この3月の東日本大震災による津波や原発事故は、それまでの安定した生活を一挙に洗い流してしまいました。凄まじい勢いで変動していく最近の世界では、「安定」への保証はあまりありません。今大切なのは、人災にしても、天災にしても、想定外のことが起こった時に、その問題の解決の糸口を「探していく力」です。そして、見つけたら「行動していく力」が求められています。この「探求力」「行動力」は21世紀に問われてくる力だと思います。
    明日からの試験で難しい問題にぶつかった時も、決してすぐ投げ出したり、あきらめたりすることなく、最後の一秒まで全力を尽くして取り組んでみてください。この最後まであきらめないで自分の可能性にチャレンジしていくことができるよう、その意味で「がんばってください」。そのためには、一人一人が神様からいただいている可能性を信じて、自分の底力を信じることです。試験は他者との比較ではなく、自分自身との闘いですね。その意味で「がんばってください!」

  • 2011年10月01日2011年10月1日の朝の祈り

    今日から月が変わり、10月に入りました。
    「10月」という響きだけで心地よく感じられます。

    9月1日から後期が始まりましたが、2度の台風に見舞われ、予定されていた文化部・宗教奉仕部発表会、ヨゼフィンピックリハーサルは、中止になるなど慌ただしい中、1ヶ月が過ぎ去ったような気がします。
    幸い、ヨゼフィンピック当日は、台風も去って予定通り実施することができ、学年対抗では見事3年生が優勝。6年生が惜しくも第2位、運営面で中心学年であった5年生が第3位という結果で今年のヨゼフィンピックは、幕を閉じました。
    今年は、保護者の方にも見学の機会を設け、学校全体に響き渡るような歓声が一日中飛び交い、皆さんのパワーを感じることができました。
     スポーツを始め、様々な行事を通して、クラスや学年が一体になることは非常に大切です。
    勝利に歓喜し、思うような結果が得られなくて悔しい思いをする。
    1つの目標に向かう中で得られた体験や感動は、自分自身や組織の力を高めてくれます。
     6年生は、これから1月のセンター試験をはじめ大学入試に向けて、最後の追い込みに入ります。一人ひとりの努力はもちろんですが、学年の皆で助け合い、組織力を上げ、下方修正することなく高みを目指して欲しいと願っています。
     1年生~5年生は、来るべき大学入試や将来の進路に向け、今からしっかりとクラス力、学年力をつけるため、一つ一つの行事に対して前向きな気持ちで取り組みましょう。あなたの一生懸命さが、周りの友達を勇気づけ、クラスのまとまりにつながります。

    それでは、これからの自分自身のこと、クラスのこと、学年のことを考え、少し静かな時間を持ちましょう。