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  • 2016年03月15日2016年3月15日の朝の祈り

    There are just 5 more days before the end of the school year, and the number of students still at school is getting smaller almost every day. The 6th year students graduated 2 weeks ago, of course, a large number of 2nd year students are in New Zealand, and the 5th year students are on their way to Kyushu this morning for their study trip. For those of you still at school, you will be busy with year group activities for the next few days. Whatever you are doing, I’m sure that you will make some special memories.

    This school year has seen the anniversary of some very important events. As I’m sure you remember, last August was the 70th anniversary of the end of World War 2, and Friday 11 March was the 5th anniversary of the Great East Japan Earthquake. These were very different, the first one caused by people and the second by nature, but they can both make us think about the importance of life.

    The world’s oldest man is a 112 year-old Jewish man called Yisrael Kristal. He was born in Poland. His wife and two children died in World War 2, and Yisrael himself was sent to the Auschwitz concentration camp, where a huge number of people were killed by the Nazis. However, he survived the war, married again and had more children. One of his daughters said that her father is optimistic, a positive-thinker. Maybe that helps to explain why he could experience such terrible things in a war and yet live for so long. Unfortunately, many people don’t have the chance to enjoy such a long life. I read a story in the newspaper last week about a husband and wife who lost 2 young children, aged 5 and 3, to the tsunami after the earthquake in Tohoku. They have one more child, now 4 years old, who was born after the earthquake. Last Christmas, when they asked the younger child what present he wanted from Santa, he just said, “I want to see my older brother and sister.” It made me feel so sad to know that his dream will never come true and that the older children will never experience the wonder of life.

    We don’t know what happy or sad things will come to us in life. All we can do is try our best to enjoy our lives and touch the lives of the people around us in a positive way.

  • 2016年03月14日2016年3月14日の朝の祈り

     私の今年度の「朝の祈り」の担当は、今朝が最後になります。本来なら総まとめの機会なのでしょうが、私はこの3月10日に新聞紙上で出逢った一人の方を、皆さんにぜひ紹介したいと思います。

     その方の名はチャオワリット・サードサマイさんです。タイの38歳の男性です。子どもたちはこの方のことが大好きで、「チャオ先生」と呼んでいます。タイの首都バンコクを流れるチャオプラヤ川沿いの185世帯のバンプーンスラムにある、子どもたちが学んだり遊んだりできる学童クラブ「放課後学校」を自ら経営しています。子どもたちは学校に着くなり、「チャオ先生!」と抱きついていきます。公共の施設を教室に使っていますが、普通の教室の半分ほどの広さです。

     チャオ先生ご自身、スラムで生まれ、軽い脳の障がいもありました。間もなく両親に捨てられ施設で成長されました。ある日、彼は気づくのです。スラムの現状をよく見つめてみますと、全てをあきらめ何もせず死を待つだけの人がとても多いのです。

     「境遇に負けちゃだめだ。施設の子だって立派な人間になれる」と決心し、勉強に励み大学へ進みます。

     「そんなに貧しい身なりでも子供を教えられるの?」と周囲にからかわれてのスタートでしたが、チャオ先生の熱心な指導が口コミで広がり、最初の3人から、今は65人の子どもがチャオ先生を慕って来ています。まだ小学生でない子どもも来ています。この子たちは甘えたい盛りなのに、親は忙しくて相手にしてくれません。チャオ先生はあやしたり励ましたりして、そんな子どもたちの笑顔を取り戻します。またチャオ先生は、スラムのお年寄りの相談にも心から耳を傾け、頼られる存在になっています。

     チャオ先生へのインタビューの中で、
    「小さい頃、障がいをからかわれたり、親に捨てられたり…そんな境遇を恨んだことはありませんか。」
    という問いかけに、
    「一生懸命頑張れば、境遇なんか関係ありません。僕はそれを実践してきました。」
    と力強く応えられました。

     チャオ先生の生涯の夢は、
    「年を取ったら、貧しい子供を収容する施設をつくって、一緒に過ごしたいです。
    子どもの笑顔は世界で一番大好きだからです。」
    と語っておられました。

    チャオ先生の生き方を読みながら、私の心に浮かんできた聖書の一節は
    ―――「わたしの兄弟姉妹である、この最も小さい者の一人にしたのは、
          わたしにしてくれたことなのである。」    (マタイ25章40節)

    “ You didi it for me. ”

  • 2016年03月11日2016年3月11日の朝の祈り

    今朝は先日読んだ本の一節を紹介したいと思います。
    「ある程度の年齢になると、人間は得意なことに逃げるようになるんです。そうすると得意なことがだめになっていきます。上手くいかないことを得意なことで解消するというサイクルに陥ってしまうと、得意なことが得意でなくなっていくし、楽しくなくなってしまいます。」
    得意なことに逃げる、それは不得意なことを避けるということでもありますね。この一節を読んだとき、ドキッとしました。不得意なことにチャレンジすることは、しんどいことです。ついつい避けて通ってしまいます。今の自分はどうだろう??
    自分の得意な世界を極め、自信を持てるようにという努力は素晴らしいことですね。でも、確かに自分の世界しか知らないと、悩み事があっても他の角度から見つめることができなくなってしまいます。そして狭い世界の中で悶々と負の思考が始まってしまいます。そうすると、だんだん得意なことまで先細りになってしまい、得意なことで発揮されていた才能が小さくしぼんでしまいます。
    不得意なことにチャレンジすることは、結果は上手くいかなくても、得意なこと、自分の才能を伸ばす「肥やし」になっていくのです。
    得意なことは、これからももっともっとのめり込んでいきたいのですが、不得意なことも避けずに、自分から挑戦していこう!こうして生きるチャンスいただいているのだからと、そんな一時をいただきました。

    皆さんはどうですか。不得意なことを避けていますか?


    最後に、
    5年前、今日3月11日宮城、福島をはじめ東日本では大変悲しい、大きな災害が起こりました。
    もっと生きたい、もっと生きたいという命が2万以上も失われました。復興は進んでいるようで、まだまだのところもたくさんあります。
    今、直接出かけることはできなくても、皆さんで心を合わせて黙想を捧げましょう。

    黙想

    これで朝の祈りを終わります。

  • 2016年03月10日2016年3月10日の朝の祈り

     3月3日に行われた間食に関する集会は,皆さんにとってどういう空間になりましたか?
    結果については学園会委員さんはじめ,皆さんの思いが少しでも反映されるようにと願うとして,私はあの時間がとても心地よかったです。
    様々なグループの輪にお邪魔したのですが,司会をする学園会委員さんのカラーもあり,積極的に意見を交換していたり,静かに一人一人が思いを語ったりと,様々でしたが,一人として無駄話をせず,学年の垣根を越え,真摯にその議題と向き合う姿は,今までに私が経験したことのない素晴らしい空間でした。
    学校で学べることとして,勉強の他に上級生から下級生に思いを繋ぐということがあると思います。特に本校のようなキリスト教をいただく学校では,まさにそれが伝統となっていくのでしょう。
     あの時間を作ってくださった学園会役員や委員の皆さん,そして顧問の先生方のご苦労とお力にとても感謝しています。

    それでは,聖書の御言葉です。
     フィリピの信徒への手紙第2章1節~5節
    そこで,あなたがたに幾らかでも,キリストによる励まし,愛の慰め,「霊」による交わり,それに慈しみや憐れみの心があるなら,同じ思いとなり,同じ愛を抱き,心を合わせ,思いを一つにして,わたしの喜びを満たしてください。
     何事も利己心や虚栄心からするのでなく,へりくだって,お互いに相手を自分よりも優れた者と考え,めいめい自分のことだけでなく,他人のことにも注意を払いなさい。互いにこのことを心がけなさい。それはキリスト・イエスにもみられるものです。

  • 2016年03月07日2016年3月7日の朝の祈り

     3月は「卒業」や「学年末」など、大きな節目のときです。それだけに、皆さんの「メリーちゃん」と「ハリーくん」に登場してもらってメリハリをしっかりつける時でもありますね。

     卒業式も終わり、それぞれの夢の達成目がけて元気に巣立っていった6年生ですが、実は卒業後も8人の人が恒例の「釜ヶ崎体験」に2泊3日で出かけ、昨日無事帰ってきました。8人の内4人は二度目の参加でした。それぞれが春から専攻する自分の立場に立って、日本の社会が抱えている「格差社会」の現実を見つめ、課題をしっかり心に留める3日間を過ごしてきてくれました。皆さんの先輩は本当にすばらしく、ヨゼフの誇りです。

     先輩と言いますと、3月はまた卒業生がよく帰ってきてくれる時でもあります。先週末、「シスター、この春休み二人でカンボジアの小学校を訪問してきます!」と、昨年卒業した喜田さんとアウドゥさんが訪ねてきてくれました。二人の大学は、東京と秋田と遠く離れているのですが、卒業後も友情の絆はしっかり深めているようで、ヨゼフの友達は特別なのだそうです。

    一昨年、学園会と6年生の有志が中心になって、カンボジアの子供達のために学用品を集めたのを覚えていますか。皆さんの協力でたくさんのプレゼントが集まって大喜びでしたが、それをカンボジアにお届けする段になって予想外の経費がかかり、苦労していたのを思い出します。

     もちろん、この呼びかけのきっかけになってくださったのが、皆さんの先輩の39期生の佐藤由似(さとう ゆに)さんの講演です。今もカンボジアで国立文化財機構,国際遺跡研究室の一員としてアンコール遺跡調査で活躍しておられるかたわら、現地の子供達の教育向上のために尽くしてくださっています。

     春に訪問する二人も、佐藤さんとしっかり連絡をとって、お世話になるようですので、旅の安全はよく考えて行動しているようです。二人の心を動かしたのは、佐藤さんからお聞きした将来への夢をいっぱい持って一生懸命生きている子供達に、”face to face”で会って応援したいという、とてもシンプルな動機のようです。

     4月の始業式の後にお二人の分かち合い:プレゼンテーションを提案したのですが、残念ながら大学のほうへ戻る時期なので今回は実現できませんが、ぜひお聞きしたいですね。

     ヨゼフの皆さんは、いろいろな形で自分にできることを通して、たくさんの方々への奉仕を寛大にしてくださっていますね。何かのお役に立てることも嬉しいことですが、そこから私たちが学ばせていただくこと、教えていただくことも山ほどありますね。奉仕は関わり”relation”ですから、一方通行ではないようです。

     今回の二人も、学用品をお送りして喜んでいただけましたから、そこでピリオドを打つこともできたのですが、「ではその子達に会いに行きましょう!」と次のステップにつなげていくことが、このお二人のすごさですね。そこには時間的にも経済的にも、いろいろと自己犠牲をしなければ実現できない壁もあることでしょう。一つ一つの壁をクリアして”action”につなげていく、その若いエネルギーとみずみずしい感性にただただ感心するばかりです。

  • 2016年03月05日2016年3月5日の朝の祈り

     毎朝の朝の祈りですが,4月からの回数を数えてみると,昨日のクマバチのお話が163回目でした。毎回の聖歌や先生方のお話が5分くらいとすると,合計で815分となり,授業時間にすると約16回分の授業になります。短い時間でもそれを続けることで大きな積み重ねになりますね。毎回,皆さんの心に届くように先生方は様々な内容のお話をしてくださいますが,どのような内容だったかを憶えていますか。
     1ヶ月ほど前には自己肯定感を高めるために視点の転換が必要だという内容でパナソニック創業者の話しをしてくださいました。
    もっと前はどうでしょうか。年度始めの4月には,新しく出会った仲間と,今年一年どのように過ごしていくとよいのかを考えてみましょうというお話がありました。
     時間が経つと,私たちの記憶はどんどんうすれていきますが,完全に忘れる前になるべく早い時期に復習すると,忘れにくくなると言われています。
     朝の祈りの言葉や授業の内容を,一日の終わりに,または授業の終わりに復習することは,皆さんの努力を実らせるために大切だと思います。

    栄唱を唱えましょう。

    栄光は父と子と聖霊に。
    初めのように今もいつも世々に。アーメン。

  • 2016年03月04日2016年3月4日の朝の祈り

     3月,まだまだ寒い日が続いていますが,春はもうそこまでやってきています。あと1ヶ月もしないうちに桜が咲くことでしょう。

     さて,みなさんはクマバチという昆虫を知っていますか。クマバチは日本固有種のミツバチ科のハチです。体長が2cmほどと大きく全体に真っ黒で飛ぶときの音も大きいので怖そうに思う人もあるのですが,よく見ると体型は丸っこくて背中に黄色いモフモフがあって,かわいらしいのです。
     クマバチは縄張り意識が強く,自分の縄張りの中に飛んでくる他のクマバチや虫たちに対して攻撃します。攻撃と言っても針で刺すわけではなく,ただ追っ払うだけなので,実はとても温厚な性格なんです。
     桜が咲く頃になると現れて,花の蜜を集めるために飛び回り,地を這う人間にはほとんど興味を示しません。

     昨年のお花見会のときに修道院の前で青空を見上げていたら,そのクマバチが現れました。クマバチの特技はホバリングです。ホバリングとはヘリコプターやドローンが空中で停止飛行をすることです。鳥の仲間ではハチドリやカワセミがホバリングを得意としていますね。修道院前のクマバチは,地上から3mほどの空中でホバリングしながら体を90°ずつ回転して四方を見渡し,ある方向にいきなり猛スピードでダッシュして10mほど飛んだかと思うと,すぐにホームポジションに引き返してきてぴたっと静止し,また方向を変えて猛ダッシュする,ということを何回も繰り返していました。その間に,飛んでいる虫を見つけるとそれを追いかけて自分の縄張りから追い払います。そんなことをしている暇があったら花の蜜を吸えばいいのに,と思うぐらいしつこく追い払います。しかしそのしつこさのおかげで,クマバチは花の蜜を充分吸うことができたから,絶滅することなく日本の野山と一緒に生き永らえてきたのでしょう。私は10分ほども,クマバチの見事なホバリング技術に見とれて,空を見上げていました。

     もうすぐ暖かな春です。みなさんも身近な自然に目を向けてみてください。私たちは,太陽,塩の海,真水の川,青い山々,木々や草花や鳥や虫などに春の息吹と美しさを感じとることのできる感覚を持っています。魂を,心を,大きく開き,その感覚をひろげて,私たちもまた春の息吹の一部となれますように,祈りましょう。

  • 2016年03月03日2016年3月3日の朝の祈り

     本日は学年末試験の答案返却日2日目になりますが,今回は皆さんが望んだ通りの結果を出せたでしょうか?それとも,思うような結果が出なくて悔しい思いをしていませんか?
     定期試験や模擬試験というのは,これまでの授業で学習した内容の理解度を確かめるためにあります。その結果は主に点数によって表れます。良い点数であれば喜び,そうでない場合は目を背けたくなるでしょう。皆さんは,テストの点数だけ確かめた後は何も振り返らず,放りっぱなしにしていませんか?点数の良し悪し以上に,普段からの学習の取り組み方への反省,十分理解できていた内容とそうでない内容の見極めと復習が大切なのです。
     PDCAサイクルという言葉を皆さんはご存知でしょうか?PDCAのPは“Plan”,Dは“Do”,Cは“Check”,Aは“Action”の略です。PDCAサイクルは元々ビジネス用語で,仕事を効率的に行う考え方を表したものです。最近ではビジネス以外のいろいろなところで使われています。今回の試験を例にすると,1週間の学習計画を立てることが“Plan”,その計画を実行することが“Do”,テストを受けて結果を振り返ることが“Check”,学習のしかたを反省し,理解できていないところを復習することが“Action”に当たると思います。このサイクルを繰り返すことによって学習内容の定着,ひいては学力の向上につながっていきます。
     さて,今回の学年末試験は,文字通り現在の学年で最後の試験でした。どのような結果が出たとしても,次の学年に向けて,皆さん一人ひとりがどのような姿勢で学習に取り組むかを考えるチャンスにもなります。先ほど述べたPDCAサイクルを使い,次の学年に向けて学習のビジョンを立ててみてはいかがでしょうか。

    ヨハネによる福音書・第7章17節より
    「だれでも神のみこころを行なおうと願うなら,その人には,この教えが神から出たものか,わたしが自分から語っているのかがわかります。」