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  • 2017年11月24日 2017年11月24日の朝の祈り

    カトリック教会では、11月24日を聖アンデレ・ジュン・ラク司祭と、その同志たち117人の殉教者のために祈る日と定めています。
    彼らは1839年に、当時のベトナムの王朝により首をはねられました。その時、日本は江戸時代の天保10年、中国では翌年にアヘン戦争が起こるという時期でした。ベトナムを植民地にしようとするフランスを警戒して、国王はキリスト教の宣教師や信者たちを迫害し、フランスの侵略を退けようとしました。それはまるでベトナム版”二十六聖人”、しかもその4倍を超える人数です。しかし、このような迫害は、かえってベトナムに攻め込む口実を与えてしまい、1887年にベトナムはフランスの植民地にされてしまいます。
     その後もさまざまな苦難を経験しつつ、現在ベトナムには800~900万人のカトリック信者がいるそうです。これは人口の10%を越えており、アジアではフィリピン、韓国に次ぐ信者数です。ちなみに日本は約44万人で、人口の0.34%です。
     

    では、彼らの奉納祈願を、試験前の皆さんに重ね合わせてとなえます。

    聖なる父よ、ベトナム殉教者を記念してささげる供え物を受けいれてください。困難の中にあっても、わたしたちがいつもあなたに忠実に従い、御心にかなう捧げものとなりますように。私たちの主イエス・キリストによって。アーメン。

  • 2017年11月22日2017年11月21日の朝の祈り

    “The important thing is not to win, but to take part.” In Japanese, this can be translated as「最も大切なことは、勝ではなく参加することです。」These famous words were said by Pierre de Coubertin, a Frenchman who lived over 100 years ago and who is known as the father of the modern Olympics. I listened to the same words on Saturday. They were said by one of the judges in his comments after a wonderful English speech contest at Sophia University in Tokyo I attended with one of our fifth-grade students, Maya Inoue, on Saturday. Of course, in a speech contest, in any contest, a few people win prizes, and most don’t. The people who don’t win may be very sad or unhappy, and maybe de Coubertin’s words don’t make them feel much better. But, as the speech contest judge told us, de Coubertin actually said more than just this one sentence. He also said, “The important thing in Life is not triumph, but the struggle; the essential thing is not to have conquered but to have fought well.” In Japanese,「人生において最も重要なことは、勝ことではなく努力することです。肝心(かんじん)なのは、勝利者になったということではなく、よく戦ったことなのです。」Listening to those words, I think that I would feel just a little better even if I didn’t win. We know that we cannot win all the time, but it still makes us sad if we don’t. However, we can certainly feel better if people around us know and recognize how hard we have tried. You have your next set of term tests next week, followed by the Christmas Carol Contest in December. Just ‘taking part’ in the tests or the carol contest without preparing isn’t enough. The important thing is the struggle(戦い)to learn and understand the things that will be in your tests, the struggle to work together with your classmates to sing in beautiful harmony. You can’t all be number 1 in your class or number 1 in the carol contest, but if you struggle enough, please believe me, in Life you will win.
    I’m going to finish with the Lord’s Prayer in English.
    Please close your eyes or say the prayer with me if you know it.

    Our Father who art in heaven,
    Hallowed be thy name.
    Thy kingdom come, thy will be done,
    On earth as it is in heaven.
    Give us this day our daily bread
    And forgive us our trespasses
    As we forgive those who trespass against us.
    And lead us not into temptation,
    But deliver us from evil,
    For thine is the kingdom, the power and the glory,
    For ever and ever,
    Amen

  • 2017年11月20日2017年11月20日の朝の祈り

     11月も半ばを過ぎ、冬将軍の訪れももうそれ程遠くない今日この頃です。皆さんは一週間後に後期試験を控えていますね。そんな折、「澄みきった冷たい空気の中、校内のあちらこちらで響く皆さんのクリスマス・キャロルの歌声が、何ともセントヨゼフらしい風物詩で、心温まる思いがします。」とコメントされる先生方の感想に私も100%同感です。

     いろいろな課題曲や自由曲を毎年繰り返し練習している皆さんは、自分でもびっくりする程たくさんのクリスマス・キャロルを覚えることになります。合唱コンクールで取り上げる曲はほぼクラッシックで、時代を超えて歌い続けられてきたイエス様の誕生を喜び歌う賛美歌です。ですからクリスマス・キャロルは単なる美しい歌ではなく、実はそれは「祈り」なのです。
     祈りとして一節一節の言葉の意味をよく味わって、今までも、そしてこれからもずっと歌い続けられていくこの古典音楽をより一層輝かせて歌うためのKeyとなるのは「祈りの心」です。
     幾世代に渡って、世界のあちらこちらで、皆さんと同じ世代の若者たちによっても歌い続けられてきたこのクリスマス・キャロルの伝統ある輝きを大切にしていきましょう!いろんな時代の、いろんな国の若者たちも共に声を限りに歌ってきたこのクラシックを、今皆さんも日本の三重という地で歌い続けているのです。時代や場所を超えてつながっていくのです。
     いろいろな学校で「合唱コンクール」を開催していますが、日本中で「クリスマス・キャロル合唱コンクール」を実施している学校はまれでしょう。もしかするとセントヨゼフだけかもしれませんよ。

     さて、先ほど私はKeyは「祈りの心」だと申しましたように、賛美歌として祈りの心で歌わないと、その歌声も歌詞も生きてこないのです。皆さんが歌うクリスマス・キャロルに息を吹き込み、その歌声にいのちを与えてくださるのは、次の聖書の一節です。
    ――ヨハネによる福音書3章16節――
     「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。」

     ここで言われる「世」というのは、私たち一人一人のことです。「独り子」はもちろんイエス様です。神様にとって何物にも代えられない、この上なく大切な存在であるイエス様のことです。信じがたいことですが、そんな大切なイエス様を私たちのために送ってくださったのです。それがクリスマスです。さまよい迷う人類に、生きる道、真理、生命を与えるためにイエス様を贈ってくださいました。
     その神様の私たち一人一人への大きな愛、慈しみをお祝いし、喜びのうちに感謝を捧げる賛美歌がクリスマス・キャロルなのですから、皆さんが力一杯それを歌う時、そこに神様からのすてきなプレゼントへの大きな喜びと、心からの感謝の想いがなければ、どんなに美しく歌い上げても、一味足りなくなってしまいます。

     中間試験が終われば、12月12日の「クリスマスキャロル合唱コンクール」を目指してまた練習が始まります。そして完成間近の仕上げへと持っていく時にも、この「喜びと感謝」の祈りの味付けを忘れないで完成させていってください。楽しみにしています。

  • 2017年11月17日2017年11月17日朝の祈り

    校舎に聖歌が響く季節となり、クリスマスの訪れを感じるようになりました。
    クリスマスの前に、本校では毎年クリスマスページェント、キリストのご降誕を祝う聖劇が行われます。私は毎年その美しさに心を奪われると同時に、なぜ救い主がお生まれになってからも人々の苦しみや悲しみが消え去らないのだろうと疑問に思ってしまいました。
    その疑問を数年前にシスターにぶつけたところ、次のようなお返事が返ってきました。「クリスマスページェントの朗読にもあるように、キリストは今も私たちの中に生きていて、絶望の中にあっても、善意の人々を通して、希望をもたらされるのです。」また、ある神父様が書かれた本には「神は、必ず人をとおしてはたらかれる」という言葉がありました。苦しみや悲しみの中にあっても、決して苦しみや悲しみだけでなく、希望が人を通してもたらされると、ということです。その御言葉の通りであるならば、私たちは日々、人との関わりの中で神の愛に触れているのだと思います。苦しみや悲しみの中にある時に、誰かから受け取るあたたかい言葉、元気のない友だちや家族に私たちが寄り添う時、そこには神様の愛がはたらいているのではないでしょうか。私たちが今日もたくさんの愛を届けることができますように、共に主の祈りを唱えましょう。

  • 2017年11月16日2017年11月16日朝の祈り

     私は,11月11・12日に東京の国連大学本部で開かれた第11回全日本高校模擬国連大会参加者の引率に行かせていただきました。この大会は、世界中で行われている模擬国連大会のなかでも最高レベルだそうです。日本全国から選ばれた86チーム。三重県では本校のみが参加し,東海地方では海陽高校や滝高校,関西では灘高校,関東では渋谷教育学園高校,早稲田本庄高校,お茶の水女子大学附属高校,桜蔭高校などのそうそうたる顔ぶれの高校生が集まりました。
     模擬国連とは,参加者が担当した国の大使になって,国として達成したいことがらを主張し,他国と交渉しながら議題に沿った決議を採択していくというものです。
     公式言語は英語で,それぞれの国の主張をスピーチします。ヨゼフ生の主張内容、文法、発音は言うに及ばず、スピーチする姿も大変立派で、参加校の中でもトップレベルの出来でした。最終的には、最優秀賞を受賞することになったリーダーが率いるグループに所属し、話し合いの中でしっかりと役割を果たすことができました。
     この大会では、英語力だけではなく、日頃から蓄えてきた知識、さらにはコミュニケーション能力、交渉力が要求されます。自発的に応募するチャレンジ精神も素晴らしく、セントヨゼフでの5年間の学びが、この様な形で発揮されたことは、大変嬉しく思いました。
     皆さんも、毎日の一時間一時間の授業を大切にし、持てる力を高めて行ってください。
    では,今日も良い学びができますよう,主の祈りを唱えましょう。

  • 2017年11月10日2017年11月10日朝の祈り

    今朝も、教室から綺麗な歌声が聞こえてきました。クリスマスを待つこの期間は、セントヨゼフの一年の中で私の一番好きな時間です。どうぞ心を合わせて、みなさんのクラスでしか出せない唯一のハーモニーを作り上げてくださいね。
     私は、この夏に5年生の11名の生徒達とともに、フィリピン研修に参加しました。これは、5年生に用意されたプログラムで、英語の研修であると同時に、みなさんからお預かりした大切なウォーカソンの募金を直接、セントハンニバル校にお届けするという、もう一つの大きなミッションもありました。10月にウォーカソンを行うにあたり、参加した5年生が渡り廊下にその時の様子を掲示してくれましたので、おそらくみなさんも読んでくださったことでしょう。それを見て、何かを感じましたか。子ども達の輝く笑顔や、夢を持ち精一杯生きる姿がみなさんに届いたでしょうか。
     私は直接、セントハンニバルの子ども達に会った瞬間に、「ここの子ども達は今を、この時を、生きている!」と感じました。貧しい生活を強いられる現実に決して負けているのではありません。厳しい現実であるからこそ、むしろ家族や仲間を思い助け合って、絶望ではなく未来に夢を持って生きている姿を見て本当に感動しました。
     場所は変わり、日本においても東北釜石で被災された方々や大阪・釜ヶ崎の路上で暮らす方々とお会いした時も、同じことを感じたのを覚えています。目の前の苦しい現実はそれぞれ違いますが、それを理解し、受け止め、自分の中で消化して毎日を過ごしておられます。その中には、寂しさや悲しさを超えた、優しさや強さがありました。
     今年、私たちは全国高校生ボランティアアワードで賞をいただきました。もちろん、これを励みに皆さんは、ますます積極的に活動をしていくことでしょう。どんな活動においても、相手の立場を想像し、思いやることはとても大切です。と同時に、直接自分の目で見て、自分の耳で聞いて初めてわかることもあります。クリスマスシーズンを迎える今、どのように自分を役立たせることができますか。是非考えて、実行していきましょう。
    それでは今朝もご一緒に、「主の祈り」を唱えましょう。

  • 2017年11月06日2017年11月6日朝の祈り

    みなさんは、先週の土曜日の朝の祈りで、教頭先生が話された内容を覚えていますか。
    「知ったつもりにならない」「知らないだらけを知る」と、「日々の生活の中で、変化に気づこう」という内容でした。
    毎日の生活の中で、変化に気付くことは楽しいことです。
    先日、本館北のヒマラヤスギが一本、台風21号によって倒されました。私がヨゼフに入学した時からその木は植えられていましたから、倒れたヒマラヤスギの姿を見たときはとてもショックで、残念でしかたありませんでした。今は、残された二本のヒマラヤスギも切り倒され、切り株しか残っていません。見慣れた景色は、変わってしまいました。しかし、しばらくすると、今の景色に慣れてしまうのでしょうね。 
     さて、先週の木曜日に開かれた学園会で、日頃の生活態度やマナーについて話し合われました。会長を始め、役員が感じていることとして、先生や先輩に対しての接し方や話し方、ドアガールや荷物を持っている人を助けること、バスや電車内で席を譲ることなど、できていないことを指摘する中、各学年の学園会委員が現状を報告しました。生活態度を省みて、問題だと感じることができるのは、自分が日頃から意識をしてやっているからだと思います。意識していなければ、なかなか気づけないでしょう。今回の議会で、議題にあげて話し合えたことは、先生に言われてから気付くのではなく、自分たちから何とかしようとしていて大変好感が持てました。これからも自分たちから、よりよい校風を作り上げていってほしいと願っています。
     そんな中、今朝、このようなお電話をいただきました。
    「近鉄の駅のコンビニでものを買って品のない態度で食べていた。」という内容のものです。一部の人でしょうが、残念なことです。自分のことだな、と心当たりのある人は担任の先生に申し出てください。
    お互いに気遣いながら行動するということは、お互いを思いやることでもあります。相手を思いやるということは、相手を認めることから始まります。私たち一人ひとりが、自分のことだけを考えるのではなく、周りの人のことも考えられる人になれますように、主の祈りを唱えましょう。

  • 2017年11月04日2017年11月4日朝の祈り

    昨日,ぼーっとテレビを見ていたら,「チコちゃんに叱られる!」というNHKの番組が始まりました。「雑学」をテーマにした番組で、番組進行役のチコちゃんという5歳の女の子が投げかける日常生活の雑学的な疑問に回答者が答えるのですが、あいまいな答えや思い付きで答えて間違っていると「ボーっと生きてんじゃねぇよ!」とチコちゃんに叱られるというものでした。
    私たちの身の回りには,関心を持てば不思議に思うことがたくさんあります。夏の間はしっかりと枝に付いていた葉が,寒くなると少し風が吹いただけで枝から取れてしまうのはどんな仕組みになっているのか。景気が良くなったり悪くなったりするのは,何がどうなって起こることなのか等々。
    近年,ものすごいスピードで世の中が変化していて,今までは当たり前だったことが,これからの社会では通用しなくなると言われています。何がどこで役に立つか想像もできなくなってきています。
    今の自分で満足するよりも「ものを知らないこと」を素直に認めることができれば、知識を吸収することに貪欲になれるはず。「この世の中は知らないことだらけだと、自分は気付いている」ということが,これからの時代を生き抜くには大切だ,とチコちゃんは私たちに訴えているのかもしれません。
    皆さんは新しい知識を吸収することを怠っていませんか?「簡単に知ったつもりにならない姿勢」が私達自身を高め、より豊かな人生をつくる第一歩になるはずです。

    一緒に「主の祈り」を唱えましょう。