2019年11月25日の朝の祈り

朝の祈り

 先週末に東京で行われた、全日本高校模擬国連大会に5年生の4人が出場しました。模擬国連では、参加する高校生が各国の大使役となって、世界が抱える課題の解決策を国連での会議ルールに従って探ります。
 今年度の議題は「死刑モラトリアム」というもので、死刑の廃止や存置について二日間議論を重ねました。皆さんは、日本が世界の中でも未だに死刑を行う数少ない国の一つであることをご存知ですか。では、日本が死刑を続ける理由は一体何なのでしょうか。ここでは省略しますが、日本人として知っておく必要がありますね。
 模擬国連の準備は、まず担当国の情報を集めるため、膨大な資料に目を通すところから始まります。ただ、日本語で得られる資料は英語に比べてかなり少なく、英語を読む力がないと限られた情報しか手に入らないことに気づかされます。また、今回は死刑制度がテーマでしたので、社会科の先生から細かくご指導をいただきました。一方、生物多様性がテーマの時は生物の知識、論理の整合性を見る時は数学の知識が必要といったように、社会や国や世界が抱える問題は教科を超えていることがよく分かります。
 今回、約170名の高校生たちが熱く議論を交わす姿を見て改めて感じたことがあります。それは、授業内での学びを実践に移すことが本来の学びの目的であるということです。学校の勉強を、ただ進学や成績のためと考えるのはつまらなく、もったいないことだと思いませんか。この先も知らないことや、自分の価値観と異なることともきちんと向き合い、理解を深め続けることができますように。今朝も主の祈りを唱えましょう。