《校長コラム》3月22日

校長コラム

聖ヨゼフの日 感謝のミサ

 

1月12日から始まったオンライン授業。3月5日から学校を再開し、翌週の7日から学年末試験を行いました。5年生は14日から3泊4日で長崎への研修旅行に行くことになっていましたが、1ヶ月前から6月に延期を決定していました。しかし、3年生は10月に実施予定の研修旅行を3月に延期しており、行き先を兵庫県から三重県内に変更し、コロナ感染の対策をしっかりと行い、14日~16日の2泊3日で研修旅行に出かけました。3年生のホテルでの振る舞いに、ホテルの方から「これまで受け入れてきた学校の中で、一番マナーが良かった」「次もぜひご利用ください」と言っていただきました。このように皆さんの振るまいが良ければ、いつまでも受け入れてくださるでしょうし、逆に振る舞いが良くなければ二度と受け入れてはくれないでしょう。公共の場では、特に周囲の方々が不快に感じないように振る舞わなければなりません。これからも、ヨゼフ生としての誇りをもって行動してほしいと思います。

そして、3月19日には2021年度(令和3年度)の修了式を無事に終えることができました。コロナ禍、紛争、震度5を超える東北を襲った二度の地震…世の中を脅かす動きがある中、ヨゼフの日の感謝のミサと修了式を執り行えたことは、感謝しかありません。当たり前だったことが、当たり前にできない世の中になりました。学校も、日常の何気ない出来事が当たり前にできなくなることをたくさん味わってきました。

これからは、withコロナの時代となりウイルスと上手に共存していかなければなりません。学校での生活や学びのあり方など、人と人との関わり方も変わらざるを得ない気がします。世の中ではすでに「チャットボット(chatbot)」といわれる人工知能を活用した「自動会話プログラム」が開発されており、コミュニケーションに人工知能が介在する点において今後の変革する可能性が高いと評価されています。人と人工知能とのコミュニケーションも人と人との関わり方も、相手がいるということでは同じです。私たちは一人で生きているわけではなく、他者と共に生きています。相手が人間であれ、人工知能であれ、互いを思いやる気持ちがそこに存在しなければ、負の働きが強くなっていくでしょう。生徒の皆さんには、これからを生き抜くために大切にしていかなければならないことは何かをしっかりと見抜く力を養ってほしいと思います。

 

今年度を修了するにあたり、見守って下さった学園の保護者である聖ヨゼフに感謝いたします。

 

〔ヨゼフだより 第10号〕画像をクリックすると拡大して表示されます。